それでも日本人は「戦争」を選んだ
加藤 陽子  朝日出版社

 東大で日本近現代史を教える加藤教授が、神奈川県の私立・栄光学園の中高生に、日清、日露から太平洋戦争まで日本の戦争にいたる道と、それおぞれの戦争が社会に与えた影響を語る。


 年代を追った大まかな記憶と、一般的な人物像というより思い込みしか持ち合わせていない私にとっては、考えさせられることばかり。

 「昔の人は、なんでこんなことしたんだろう?」と考えていたような事柄も、その時代、取り巻く状況など必ず流れと背景がある。人間の営みとしての生々しい歴史、それを学ぶ楽しさ、それを検証し、現在に生かしていく大切さを実感した。



 それにしても、さすが栄光学園の生徒サン。歴史研究部のメンバーとはいえ、加藤先生をもうならせる質問や答えがどんどん出てきます。


 考えてみれば、私はもともと日本史は得意ではないうえに、近現代史は一番苦手な部分。。。実は、昨夏に読み始めて中断したものを、最初から読みなおしました。いやぁ、読み応えありました。もう一度、読まねば!と思います。


それでも、日本人は「戦争」を選んだ/加藤陽子
¥1,785
Amazon.co.jp