RACHEL GETTING MARRIED
ジョナサン・デミ監督 2008年 アメリカ
薬物依存で施設を出たり入ったりしているキムが、姉レイチェルの結婚式に出席するため家に戻ってくる。家族や親戚が集った場で、一家の抱える問題が否応なく表面化する。
結婚式とかお葬式とか、親戚一同が集うような場では、何かと問題が起きやすい。表立って問題は起きなくても、長く消息を聞いていなかった親類の近況を知って、それが想定外に良くても悪くても、心に波が立ったりするものだ。
レイチェルみたいなきょうだいがいたら・・・ちょっとドキドキもんです。一世一代の晴れ舞台がどう展開するか読み切れないわけだから。
でも、そのレイチェルの身になれば、一家のひずみを凝縮したような自分の存在を持て余すんだろうなぁ。うまくやろうとして、結果的に失敗すればなおさらに(こういう場合、決まって失敗するしw)。
ダメな自分も家族も、受け入れて進むしかないですね。
アン・ハサウェイ、どうなんだろ、この役・・・と観る前は思ってたけど、よく演じてます。
少子化で親戚が少なくなると、ドラマのテーマや設定も変わってくるんだろうな~。
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