- 犬の力
- ドン・ウィンズロウ 角川文庫
南米を舞台に合衆国も巻き込んだ麻薬戦争を、史実を匂わせるエピソードも織り込んで描いた大作。
孤高の捜査官アート・ケラーと、ある意味、好敵手のアダン・バレーラ。
ともに魅力的な好漢なのだけれど、あまりに激しい抗争、暴力、謀略による犠牲に閉口してしまう・・・。けど、読み続けてしまう。
「ゴッド・ファーザー」的な迫力です!
ドン・ウィンズロウって初めてでしたが、すごいですね。
借りる時に「ああいう世界、大丈夫なら」と言われたのですが、まさにその通り。大丈夫な方にはおすすめ! 怖くて嫌だわ・・・という方はやめておいたほうがいいです。
読みながら、目を覆いたくなる場面もありました。
上下巻読むのに越年してしまった・・・。
遅すぎ。
- 犬の力 上 (角川文庫)/ドン・ウィンズロウ
- ¥1,000
- Amazon.co.jp
- 犬の力 下 (角川文庫)/ドン・ウィンズロウ
- ¥1,000
- Amazon.co.jp