UP

ピート・ドクター監督  2009年 アメリカ


 78歳、最愛の妻を亡くし思い出の家も立ち退きを迫られるカールじいさんが、家に風船をつけて空高く舞い上がり、かつて冒険旅行を夢見た南米の秘境パラダイス・フォールへ向かう。いつの間にかまぎれ込んでいた少年ラッセルや南米で出会った動物たちとともに目的地をめざすうちに、頑なだったカールじいさんの心が伸びやかにかわっていく。


 カールじいさんと妻エリーの愛と活気にあふれた半生を長めのプロローグで描き切り、頑固老人の旅がスタートします。

 元気なおじいさんに拍手を送ったり、融通の利かない様子にいらついたり・・・。でも、同行者がいい!ちょっと不器用なラッセルと動物たちに心突かれるシーンが何度となくありました。


 ほとんどは思い出として描かれるにもかかわらず、活発な少女だった妻エリーの大きな存在感。昔あこがれた冒険家が悪役で登場するという筋書き。このへんが大人向きかしら。


 3Dで観たんだけど、効果どうかなぁ~。


 カールじいさんにスクルージじいさん・・・3Dとじいさんは相性いいのか?