THE READER
スティーヴン・ダルドリー監督 2008年 アメリカ
この原作ベルンハルト・シュリンクの「朗読者」は、ここ数年に読んだ本の中で深く印象に残る一冊だった。
映画はどんな感じになるのだろう?原作を気に入ると、映画化は楽しみでもあり、不安でもある。
ケイト・ウィンスレットは評判に違わぬ熱演ぶり。実直で、しかし誇り高きヒロイン、ハンナを抑制を効かせながらも表情豊かに演じている。
語り手でもある、彼女の恋人の現在と記憶を巧みに交差させる手法は、さすがスディーヴン・ダルドリー監督なのだろう。
深いラブ・ストーリーである。けれど、これはナチス・ドイツという歴史的背景に翻弄されたひとりの女性と年若い恋人の哀しい物語。
その意味では、私は「愛を読むひと」よりも愛想のない「朗読者」というタイトルに好感を持つ。もちろん、「愛を」のほうが興行的には成功しそうだけれど(笑)。
レディース・デーのせいか、広めの映画館が満席!
隣のおばちゃんグループがうるさかった(=◇=;) 最初はいちいち反応するし、終わり間際には、珍しく映画を見ながら目頭を押さえる私の傍でガサゴソとお菓子交換。。。あのねぇ(ノДT)