CAPOTE

ベネット・ミラー監督  2005年 アメリカ


 作家トルーマン・カポーティが、ひとつの新聞記事に興味を持ち、その事件を取材して名作「冷血」を書き上げるまでを描いた伝記映画。


 フィリップ・シーモア・ホフマンの名演に、私の中では、もうこの映画の中のカポーティがすっかり本物のイメージを占拠してしまった。。。


 殺人犯に寄り添って取材を重ねるカポーティが、「一緒に育って、ある時、彼は裏口から家を出た。そして僕は表口から」と例えた犯人への気持ちは、嘘ではないだろう。

 その時々では、友達であると感じたことも。

 でも、自分が小説を書いていくことで、はからずも彼を裏切ってしまう。

 奇妙に追い詰められる感じと、自己嫌悪と。分からなくは、ない。



 ところで、私は、実は「冷血」を読んだことがありません。

 「ティファニーで朝食を」は読んだんだけど~。。。

 読もう!(・∀・)/

カポーティ
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