Real Estate's Fault Line

TIME August 27, 2007


 アメリカの低所得者向け住宅ローン「サブプライム・ローン」の多くで返済が滞り、世界の金融市場に影響が出ている。この高リスク・ローンは、通常の住宅ローンを組めない消費者に、利子のみ支払い、変動金利、最終期限のみ設定の自由返済システムなど初期の返済が楽な方法で、住宅購入代金を貸し付けるもの。需要はもともと借り手側よりも、これを利用する手法を生み出したウォール街から。リスクの違うローンを組み合わせて債務担保証券とし、高リスクなものを低リスク化して投資家に販売する。このため、ローンが破綻すれば、家を差し押さえられる借り手への打撃は当然ながら、だれに被害が及ぶのか予測しきれない。ローン金利は、組んで数年後に跳ね上がる。今後さらに問題化するのは確実だが、それがどれほど深刻なものになるのか予想もつかない。


leverage 借入金で投機する

adjustable rate 変動金利

balloon payment 自由返済システム(返済の毎回分を少なくし、最終払いで残額を一括返済など)

foreclosure 差し押さえ

lurk 潜む

collateralized debt obligation (CDO) 債務担保証券

palpitation 動悸、震え

bailout 緊急援助

fiduciary 信用上の、信託の

realign ~を再編成する

tedious ゆっくりした、退屈な



 サブプライム問題については、最近、新聞の経済面で何度も読まされているので、とにかく英語で読んでみたかった。日本語の予備知識でなんとか乗り切った感じ・・・ぜいぜいガーン 単語というより、金融商品の仕組みが難しいよぉ~あせる


 しっかし、ひどい話。むやみに借りる人も、リスク込みで投資する人も、それぞれ責任はあるわけだけれど。

 

 


 金融商品の用語が、いい加減かも・・・。どうぞご参考程度に。