動物病院を皮膚のトラブルで受診する子は多いです。
犬ちゃんはアトピーだったり、菌による皮膚病が大半です。
猫ちゃんはアレルギーや真菌症や心因性など、様々です。
ところで、ほとんど全ての皮膚病に有効な治療があります。
それは、「皮膚に良い栄養バランスの食事」を与える、ということです。
食べ物で摂取したタンパク質の25-30%は、皮膚や毛のために使われます。
脂肪酸も皮膚の代謝に必要不可欠です。
各種ビタミンや亜鉛などの微量元素も、皮膚に良い影響を与えます。
単純に、フードの種類を変えたり量を調整するだけで、皮膚が良くなる場合があります
この治療の良さは、副作用がないことです
皮膚で困っている犬ちゃん・猫ちゃんは、フードの変更を考えてみるのも良いかも知れませんね。