「犬は人と違って言葉を話せません」
だから、人と同じようにわかってあげられないんです。
というお話をお伺いする事があります。
何とかして、犬ちゃんの気持ちを分かってあげられないものでしょうか。
犬ちゃんは、主に三つの手段でコミュニケーションをとっていると言われています。
一つ目は吠える事で聴覚を使います。低い声、高い声、唸り声、何に向かって吠えているかなどで、メッセージが異なります。
二つ目はボディランゲージで視覚に訴えます。耳を寝かせて尻尾を激しく振って口角が上がって目線が合うのなら、とても喜んでいる事がわかります。
三つ目は尿や便によるマーキングなどで、人には理解が難しいです。
犬ちゃんの気持ちを知ろうとして接すると、ただ吠えている訳では無く、
「インターホンの音が鳴ったよ!きっと知らない変な人がくるよっ!僕が吠えて撃退するからねっっ!!」
という声が聞こえるかも知れません。
また、ゆっくりと尻尾を振ってはいるけど、目をみると瞳孔が開いて鼻梁に皺がよって背中の毛がわずかに立っていたら、全然喜んでなんかいなくてとても警戒している事がわかると思います。
余談ですが、診察中に「ここが痛い」とは言ってくれません。
でも、痛い所に触れると力が入ったり振り向いたりしてここが痛いんだよと教えてくれます。
人と犬ちゃんが楽しく生活するためには、人が犬ちゃんの気持ちを理解して接してあげる事がとても大事です。
