大学病院で、動物の行動療法を行っている先生の講演を聴講しました。
行動療法では、動物によりご家族の方やご近所の方が困ってしまう行動を治療します。
多い受診理由は「噛む」、「吠える」などです。
問題行動と言うと、犬や猫が悪くて人が困っている、という印象を受けるかも知れません。
しかし、動物本来の行動により人が困ってしまう、というケースが90%以上を占めているそうです。
実際に動物が異常な行動をしている場合は、数%という事になります。
とは言え、人間社会で犬ちゃんや猫ちゃんが生活してもらうには、本来の行動でも治してもらわないと困ってしまう事も多々あり・・・。
当院でも行動療法を行っています。
ご相談を受けると、やはり異常では無い行動が多いです。
しかし、それをご家族の皆さんは認識しておらず、「ウチの子はいう事を聞かない」とか「私を下に見てバカにしている」とか「この子は頭が悪い」などと勘違いされている事がほとんどです。
まずは正常な行動だと理解して、それから困った行動をしてもらわないようにしていく治療をしていきます。
もっと、犬ちゃんや猫ちゃんの事が理解されていくと、問題行動も減る気がしています。
困ったら、早目に受診する事をおすすめします。
どうぶつにとっても、ご家族にとっても、幸せな生活の近道になると思います
