化学療法(抗がん剤)による治療には、皆さんどんなイメージをお持ちでしょうか?
「このワンちゃんは(ネコちゃんは)化学療法をしてあげると良いですよ」
とお話をした時に、ご家族の皆さんのリアクションはとても悪いです。
大半の方は、吐き気がひどかったり、脱毛したりといった副作用に苦しむような悪いイメージがあるようです。
がんの治療にはその種類によっていくつかの選択肢があります。
その中に抗がん剤が入ってくる場合何を目的するかを明確にする必要があります。
①がんによって亡くならない事を目指す
抗がん剤による治療をお勧めする場合、それをしなければ近いうちにがんの転移 によって亡くなってしまう場合が多いです。
通常抗がん剤では完治(がんの細胞が全く無くなる)は難しいと考えられていま す。しかし上手く行けば、がんを持ちながら寿命を全う出来ることもあります。
②症状を抑える
がんがあると、痛かったり苦しかったりします。
それを抑えるために治療を行う場合があります。そのため、抗がん剤による副作 用は出ないように治療をしていくべきだという考え方が出来ます。
どんな治療も考え方と使い方によって、とても良い物になるはずです。
がんの種類や状態によっては化学療法によって<元気で長生き>が可能です。
そこまで行けなくても、痛みを減らしてあげたり食欲を出してあげられる場合があります。