はじめに言っておきたいことがある。
これは、メルカリと言うシステムを批判している訳でもないし、出品者を否定している訳でもない。
すべては、自分自身の弱さがそうしていると言う自己否定である。
はじめます・・・
私は、本を読みます。まだ古い人間なので、携帯では読みません。
本を買います。
もちろん、良く読まれる方よりは読まないと思いますが、月に移動なんか多いと10冊程度読みます。
ある日、そんな私の読み終えた本をみて、
妻が「メルカリで出品したら?」
と言ってきた。
私は、古着なども着ないし、あまり中古品の様なものは好きじゃなかったので、
メルカリも聞いたことはあったけど、特に使っていなかった。
そんな事がきっかけで、アプリをダウンロード。
出品するつもりが、気になってた本を検索してみると、
状態もかなり良いのに激安!!
しかも出品者の方も親切な方が多く、一言お礼のメモなんかもついて
とても気持ちが良いサービスだと関心していた。
そんなことから、僕は売る方より買う方としてバンバンサービスを利用していた。
そしてつい先ほど、流石に山積みになってきた書斎の本を出品しようと、
一冊ずつ、本をもち、トキめくかトキめかないか自身と会話しながら要らない本を整理した。
そしてその積まれた本(トキめかなかった本)をみて気づいたのである。
要らない本のすべてがメルカリで買った本だった。
あれ?俺無駄遣いしてるのかな?
色々考えた結果、一つの結論にたどり着いた。
感情の揺さぶりは、投資した金額の大小によって大きく影響を受ける。
本を書かれた著者の方も作品も素晴らしいと思うのですが、
心のどこかで、「数百円で買った本だし!」と、
この本からの学びの数をどうせ少ないと判断しているのである。
かけた金額程度の期待しかしていないので、本から吸収しようといいう気持ちが少ないのである。
買った時の金額を調べてみると、やはりその本の中でも金額が安くなるに連れてトキめかない。
つまり、まったく同じ本を定価で買って読んでいたら、もっと吸収することが多かったのではないか?
ということである。
また、金額も安いため、購入する時のハードルが低いので、特に必要でない本もあり、恥ずかしながら
目次だけみて読みもしていない本まで出てきた。
私は、何より時間が尊いと思っています。
なので、せっかくの読書に割いた時間が、ムダだったと考えるとショックでなりません。
私にとってやはり本は、しっかりとお金を出して大切に購入した本が良いのです。
そんなことを思っただけムダではなかったのかも知れませんが、
なんだかボヤきたかったのでブログに書いてみました。
では、また。