水戸、東京V、横浜FC、千葉、そして愛媛とクラブを渡り歩き、そしてどのクラブでもファンに愛されてきた小池選手が、今年も沖縄キャンプで今シーズンに向けて動き出している。
そもそもこの自主トレキャンプも、選手会を通して沖縄でトレーニングをしたいと熱意を伝えてくれた小池選手発信。
参加者も、小池選手が過去所属していたクラブで共にプレーした選手が多い。
今年で4回目となる本キャンプも、常に先頭に立ち、他クラブの選手達も引っ張りながらトレーニングに励んでいる。
そんな小池選手を見ていると、常に平常心でいることに気付く。
もちろんトレーニングは厳しいが、毎年変わらずチームが変わろうが環境が変わろうが、自分の役割を明確に理解している様に思う。
やはり、プロサッカー選手という厳しい世界の中、目まぐるしく環境が変わる中でも、平常心で常に自分と向き合いながらトレーニングすることが、長くプレーするコツなのであろう。
そんな彼だから、普通ライバルであるはずの同じチームの後輩にも、トレーニング環境を与えながら、ともに切磋琢磨することができるのであろう。
それはまるで横浜FCのカズこと三浦知良選手を彷彿させる。
横浜FCでそんなキングの背中を見てきたことで、彼なりの自分との向き合い方、自分の役割を見出したのだろう。
彼が1日でも長くプレーできる為に、僕らはできる限りのサポートをして行きたい。