スポーツコンサルタントを名乗っている私ですが、もちろん私にもコンサルタントが存在します。メンターといったほうが良いのでしょうか。
経営者は孤独です。コンサルタント会社を行うにあたり、経営判断に困った時やアドバイスが欲しい時、その方の意見をお聞きします。
そんか方からいろいろ話を聞いている時に、一度通販サイトなどで商品を購入してみてはどうか?
という話が出ました。
単純に、ジャパネット○○で色々購入したことはあるのですが、特にその時は何も感じなかったのですが、今回ガリバーで色々勉強になったので、それについて少し書きたいと思います。
最初から、もちろんガリバーで買おう!と決めていたわけではないのですが、安い・車と検索したら、上位何軒かに上がってきたので、順番に見ていると。。。
「ネットにはあげてないお得な車をご案内できます!」
という文字に引っかかる。
今回私は、県外にもう一つ家を持つことになり、そこでの生活に使う車を探していた。沖縄で所有している車を入れると3台目になるので、なるべく安く抑えたいと願っており、そんなお得な情報がもらえるならと個人情報を登録した。
アトラクト(注意をひく)
まんまと、情報で溢れるインターネットに載っていない情報!というもの欲しさに惹きつけられてしまった。
ビルド(信頼構築)
次にコールセンターの方から早速電話がかかってきた。
話を聞いて、結果地域のガリバーのスタッフを紹介されるのだが、それなのに熱心に僕のほしい車や不安などを聞き、共感し、安心して次の担当者にお願いできる環境を作ってくれた。
価値観の転換
僕がカッコイイから外車とかがいいです!何て話をしていると、いいですね!もちろんご案内できます。
でも・・・
と実際に外車を購入した時のリスクや高額なワケ、あまり注目していなかった維持費が購入金額を上回ることがあるというような具体的な話をし、僕の価値観をうまく国産車に転換させられた。(笑)
そして、ただ安い車が良いのではなく、資産として数年後売り払う時に値崩れしにくい車種や市場の動向を詳しくおしえてくれた。
価値が数年後も残る!と思ったら、別にケチケチせず多少高くてもいい車を購入したほうがいいのではないか!という気分にさせられた。
実際に会う・信頼させる
そして実際にあって話すことにした。訪ねてきたスタッフは、自身も本当に車が好きらしく、今自分が乗っている車の話や、業界の話を詳しくしてくれた。
実際にあって話を聞くこと、そしてその人の人間性を垣間見ることでより信用できる環境を作った。
僕にあった車を熱心に探してくれた。
ただ安い車、良い車ではなく、自分の生活スタイルや何年乗るか、どこの資産として買うかなどなど、条件を詳しく聞きながら、熱心に探してくれた。
真実を伝える
これだ!という車が見つかったのだが、この車にどんな傷があったとか、ここは問題なく走れるので、10年間保証をつける!ということなど、良いところも悪いところもしっかり伝えてもらった。
購入する不安を取り除く
結局少し自分が考えていたより予算がオーバーした。そのため色々支払いについて考えていたのだが、ローンの組み方や他社のローン会社の方が安く借りれるなど、支払いに関する不安を無くしてもらい、すぐその間でローンの仮審査まで終えて購入するだけ!という状況になった。
デッドラインを設ける!
ガリバーは、2週間で売れない車は、一般の中古車屋さんが仕入れに来るオークションに流すのらしい。今回気になった車は、数日ではオークションに流れるらしい。そこで判断をうまく迫られた。(笑)
結局僕は、こうして初めてあった方から、一度も現物を見ていない何百万もする車を購入することになった(笑)
今まで、車屋さんを回ったり、ネットで色々調べてたり、あーでもないこーでもないしていたのが嘘のように、あっという間に大きな買い物をすることになった。
これを全国でどんなスタッフでもできるようにしているガリバーのマーケティングは、本当に立派なものだと感じた。
もちろん売りつけられたという実感はない。
しっかり人の行動心理を読みながら、気持ち良く購入まで導いたのだ。
こうやって、人様のマーケティングに触れることは本当に勉強になる。
どんな大きな買い物だって、マーケティングをしっかり身につければ、必ず売れるのである。
有名なドラッガーはこういった。
「マーケティングとは、商品がひとりでに売れることである」と。
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