前回、全国スポーツクラブ会議inかなざわ・いしかわ(以下:全国会議)についてのお話をしましたが、今回はこの全国会議に乗り込んできた、少し毛色の違う人達について書きたいと思います。(笑)

 

前回紹介した、全国から集まった850名のクラブ関係者に、自分の町のPRをしようと、宮崎県都農町から「蹴-1グランプリ実行委員会」の面々がやってきた。

 

宮崎県都農町といえば、農業の都と書くだけあって、農作物も豊富で、美味しい果物やお肉、そしてワインと、美味しいものだらけの町である。

 

その都農町が、「蹴-1」?というわけのわからない競技のPRのために、町長自ら石川県に乗り込んできたのである。(笑)

 

この蹴-1グランプリというのは、チョー簡単に説明すると、ただのサッカーのPK大会である。

 

なぜPK大会かというと・・・

1、誰でも簡単にプレーできる。

2、誰もが主役になれる。

3、・・・

 

あとなんだっけ・・・(笑)

 

この1の簡単にプレーできるというのは、見ての通りボールをひと蹴りするだけでスポーツとなるので、本当に誰でもできるという利点があるということだ。そのため、多くの障害者プレーヤーも過去に参加しているようで、子供から高齢者、健常者も障害者も誰でも楽しむことができる。

 

また、このひと蹴りなら簡単だからと参加した方が、このひと蹴りで夢中になり、フットサルを始めたりと、スポーツ参加率を上げる効果も期待できるのだという。

 

そして2の誰でも主役になれるというのも想像がつくと思うが、サッカーのプレー中と違い、蹴る瞬間は会場中がキッカーに注目する。

 

この町の人ひとりひとりにスポットライトを当てようというのも、この蹴-1グランプリのコンセプトで、この注目が最大限集まるように、専門のMC(ただのお調子者)が、その状況や選手の心境、特徴などをマイクを使いアナウンスし、キッカーを主役に導いていくのである。

 

過去の映像を見せてもらったが、この注目されることが癖になった町民たちは、まるで欽ちゃんの仮装大会のように、それぞれ面白コスチュームなどを用意し、この数分のPKにかけている。

 

過去の様子↓

http://ioripapalove.wix.com/kerionevideos

 

この一見ふざけた蹴-1グランプリだが、発生の経緯に町の人たちの大切な想いがあったようなのである。

 

覚えている人も多いだろう、宮崎県は口蹄疫問題で多くの牛を殺処分したという歴史がある。

 

当時の宮崎県知事だった東国原知事の不安と疲れの苛立ちの記者会見も大変印象に残っている。先ほど紹介した通り、農業が盛んな都農町も莫大な被害を受けた。

 

しかし、全国の多くの支援者からのサポートや励ましもあり、なんとか立ちなることができた町民たちが、自分たちももう一度元気を取り戻そう!元気な姿を全国にお届けしよう!ということで、誰でも参加出来るスポーツで、みんなが楽しめる、主役になれる競技の、この蹴-1グランプリが誕生したというのだ。

 

またその辛い時を忘れないように、大会のエンブレムには、シンボルの牛が使われることとなった。

 

・・・と

 

ここまでは大変素晴らしいエピソードだった。

 

しかし、元気が有り余っている事務局スタッフは、この全国会議で大暴れしてしまったのである。(笑)

 

今回の全国会議は、参加者全員で同じ講演を聞いたり、同じ課題に取り組むと言う様なことは少なく、幾つか用意されたプログラムやPRブースを各自で回って、自分のクラブに活かせそうなものを持ち帰るという様な内容になっていた。

 

そのPRブースの一つに彼らがいた。

 

彼らは、ブースというようり、アリーナの1/4を占領し、マイクで大声を出し、体験を呼びかけながら、来年2月に開催予定の都農町で行う全国大会への参加を呼びかけていた!

 

もちろん、毛色の違う人たちに会場中が大注目(笑)そして近づいていった人たちは、体験を勧められ(いや、強要され)、そしてまるで自分がひょうきん者になったかのように、MCにイジられPKを体験し、その場を離れていく。そして体験者は、また誰か友人を連れていく。

 

そんなこんなで会場は大盛り上がり。

 

私が覗いていた時間は、なにやら大学教授さんがPK体験をしており、

 

「教授~!!しっかりしてヨォ~!」

 

「教授!ナイスキーパー!!」

 

とMCにイジられまくり(笑)

 

教授さんもまんざらでもなさそうで、ハッスルプレーに会場も拍手!

大いに盛り上がっていた。

 

彼らに注目していたおかげで、他のブースにあまりよる時間もなく1日目の会議が終了した。

 

そしてお楽しみの情報交換会。

 

この情報交換会というのは、簡単に言うとただの飲み会なのだが、年に一度顔を合わせた各地のクラブ関係者が、お酒の力を借りて和みながら、本音を聞き出すいわば全国会議の肝の時間だ。

 

通常1会場で、全員まとめて行うのだが、今回は金沢駅周辺の居酒屋13~4店舗に分かれて、何かの繋がりどうしでグルーピングされ、食事を共にするという形になっていた。

 

私が参加した会場には、都農町の町長も参加しており、なんと痛風の痛みに耐えながら町のPRを行っていた(笑)

 

金沢駅の周辺は、夜遅くまで開いているお店も少ないらしく、珍しく二次会の会場まで主催者は用意してくれていた。

 

この二次会会場で問題が起きたのである。。。。

 

 

明日「ギンギラギンに面倒くさいやつら!全国大会をめちゃくちゃにする最終章」を更新します!

 

大盛り上がりから一転、まさかの結末が!!!

 

明日7時半お楽しみに!!