先日、ある行政機関の方とスポーツクラブについての議論を行いました。

相手は、その地域のスポーツを取りまとめる立場にあります。

その地域のスポーツ?
総合型クラブって何?
そもそもスポーツとは??
学校体育とは?
クラブって何?
経済効果って??

地域とはどこを指すの?

そんなことも曖昧な状況だったので、教科書的な説明を行うのに約2時間(笑)
それくらいの認識の方が今の地域のスポーツ現場の仕事をしております。

批判ではありません。これは日本の教育の中で育ったら仕方のないことだと思います。

スポーツ庁ができたと言ってもオリンピック対策で、先頭に立つ方はアマチュアスポーツ出身。オリンピックまでの間は良いのかもしれないが、国の政策の甘さや保守的な人事には、正直この時代驚きを隠せない。

障害者スポーツがどうなるのか??

スタジアムはどうなってるのか?

オリンピックのおかげで縮小されるスポーツの現場もある。このような状況だと、素晴らしいスポーツの祭典も、「税金の無駄遣い」と言われてしまう。

そしてなんとなくそのムードのなか粛々と進められ、当日はスポーツの力で盛り上がる。
そして計画性のない箱物は、負の遺産呼ばわりをされる。

そしてあまり知られてない(知らされていない)「美味しい効果」(利益)は、一部の人たちだけが得られる。

国民には、「感動」だけがもれなく配られる。(笑)

僕は別にそれを悪だとも思わない。知ろうとしない人が利益を得られないのは仕方のないことだから。ぼくはそちら側に行けたら良いと思う。

でも、よりオープンに民間の知恵や技術を活用したら、長くにわたって国・国民の利益は得られるようになると思うし、また新たなスポーツの祭典に国民も前向きになるのではないかと思う。

日本にあって、外国にないもの。
読んでいるあなたの技術を、世界は欲しがっているかもしれない。