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中富良野に暮らす

中富良野に移住して10年。
生きとし生けるものすべてを身近に感じる山あい暮らしのいろいろ。

北海道命名150年、武四郎生誕200年

ということで、北海道の各地で展覧会が

開催されている探検家、松浦武四郎。


奇人と言われていましたが、人々に好かれ

多くの偉人たちとの交流もあり、生涯

旅が好きな人だったようです。


私が好きな歌川国芳の弟子であった

河鍋暁斎とも親しくしていたことで

暁斎とそのむすめ豊とのやりとりで物語が

進んでることに興味を持って、この本を

手に取ったわけですが


アイヌの人たちと文化を愛した様子が

伝わってきて、当時松前藩の商人たちによる

強制労働など苦しみの多かったアイヌの人々の

状況も文献に記録し世に知らせました。


それは、「北海道」という名にも表れて

いることを、本ではじめて知りました。


最初、蝦夷地であった名に代わる名称として

提案された「北加伊道」、この「カイ」は

アイヌ語で「この地に生まれたもの」という意味。


ロシアが南下してくる・・和人が進出してくる・・

だけど、ここはアイヌの人が暮らしていた

大切な土地なんだ、という武四郎の深い思いやりが

込められているそうです。

「加伊」はその後「海」に変わり命名されました。


150年記念として六花亭では「北加伊道」という

お菓子が発売されていましたよ。


松浦武四郎のドラマも松本潤主演であるそうですね。

(が、なんで松本潤、なんか違うでしょう、もっとこう

チームナックスとか北海道に縁ある適した人がいるだろうに)

と言うつぶやきはおいといて


武四郎の6回に渡る蝦夷地への調査も

さることながら、アイヌの人たちについて

もっと知りたいなと思わせてくれる本でした。


道端のラベンダーも咲いてきたので

仕事の帰りにファーム富田に寄り道


早咲きのラベンダーが見ごろになっているよ。

これから盛夏に向けて、「おかむらさき」

「はなもいわ」「ようてい」のラベンダーや

他の花々がさらにファーム富田を彩ってゆきます。



私は大本教に入信はしていないけれど

図書館で告知を見て、行こうと思っていた作品展


「北海道は、日本の要この庭は要の巌に光り添えつつ」

という歌も残り、富良野に北海本苑がある関係で

今回の作品展と思います。

東京や名古屋でも開催されているようです。


焼き物の器というと、侘びさびの世界で渋い色合いが

多いイメージなのですが、王仁三郎の色使いは衝撃で

印象派モネのような黄色やピンク、青や緑・・

すばらしい作品でした。


他では出口紅の「引き出し黒」

釜から出した高温の器を、水につけて急速に冷却

すると黒漆のような色になると同時にこの作品は

時間とともに金粉が浮き出てきて、なんとも美しい

ものになっています。


「神」や「光」の書は豪快で躍動感あり

「お筆先」とよばれる出口なおの自動書記の

書もありました。


入場無料でこじんまりとした作品展でしたが

良いもの見たなぁという感じでした。

会期はみじかく6/21~6/25まで、富良野文化会館。


王仁三郎はとてもおもしろい人だったようなので

図書館で「巨人 出口王仁三郎」を借りてきました。

お孫さんが書いた本で、見開きには松本清張の文あり

「文句なしにおもしろい」とありました。

まだ少ししか読んでないけれど、今のところ

豪胆、そして喧嘩っ早い人だったようですね☆

この先も楽しみです。


ところで

王仁三郎という字を見ると、どうしても「きょうの猫村さん」の

尾仁子を思い出してしまいます。