読んだ本 | 中富良野に暮らす

中富良野に暮らす

中富良野に移住して10年。
生きとし生けるものすべてを身近に感じる山あい暮らしのいろいろ。

昨年、池井戸潤さんの「下町ロケット」を読んで以来、
すっかりファンになってしまいました。

不祥事 (講談社文庫)/池井戸 潤
¥730
Amazon.co.jp


全部の企業がそうではないけれど、大企業の傲慢
中小・下請けへのしわ寄せ。粉飾・隠蔽などなど。
案外ノンフィクションかもと思っていました。

そしたら、カジノにつぎ込んだ大王製紙の事件とか
オリンパスの損失隠し問題が実際に発覚。

やっぱりね~と思いつつ、リアルでなくても、池井戸さんの作品で
汚れた話(作品は面白いですよ!)はすでに何冊か読んので
そんな話はもういいよ・・と思って、やさしいものが読みたくなりました。

思いついたのが、梨木香歩さん。
「西の魔女が死んだ」でご存知の方も多いかな?

からくりからくさ (新潮文庫)/梨木 香歩

¥620
Amazon.co.jp

久しぶりに読んで、気持ちがほわーんとなりました。
すべてのものが発している「目に見えないもの」を
ストーリーの底に、なにげなく存在感をもたせているのが好き。

図書館で次の梨木さんの本を予約まちの間に
ブックオフで105円だった西加奈子さんの「さくら」

さくら (小学館文庫)/西 加奈子
¥630
Amazon.co.jp


これがね、思いのほか良かった!
amazonの評価はすごく悪いけど(笑)

個々の個性が強くて、そんな家族いないだろうけど
でもなぜか、非現実的に思えなかった。

「切ない」「悲しい」「醜い」「きれい」「いやらしい」「嬉しい」「愛してる」などの
すべての感情って、人間の感じ方や見え方が違うだけで、
本当は、1つの感情なのではないかなって、意外な感想が自分に残りました。
うまく言えないけど。