中富良野に暮らす

中富良野に暮らす

中富良野に移住して10年。
生きとし生けるものすべてを身近に感じる山あい暮らしのいろいろ。


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8月末に友達のナビでつれてってもらい

このたび、日産のクリッパーさんが来ました。

4ナンバーの軽バン。


北海道に来て15年ぶりに車に乗ることになった

にもかかわらず、いきなりご縁で軽トラ。


乗ってみたら案外乗りやすいし、薪ストーブを

使うことになったので、木や薪を運ぶのに

それはそれはお世話になりました。


愛着あったのですが、エンジン自体もう健康じゃなく

音も大きく、時々カンカンと異音を発したり

冬にキャブレーター壊れて道路で立ち往生しましたので

来年の車検までには変えようかと考えてました。


あと、この地震があったからではないのですが

何かあったとき、猫たちをなるべく快適に移動なり

するには軽トラはどうかということも、前から

気になっていたところ。


停電が解消したあと、取りに行く予定でしたが

また地震が発生するまえに納車したいと思ったのか

無料で旭川から持ってきてくれました。

ありがたい。


ハンドルもさばきも軽くて、音も静かで快適・・。

今までクルクル近場走ってただけだけど

ちょっと遠くまで行ってみたいなと思わせる。


変えたのは車だけではなくって

地震があった数日前には、スマホが無反応になり、

新しいタブレットになったところ。


こうゆうのって重なる気がする・・。

秋分の日も近づいて、切り替わりの時期。

心機一転というところでしょうか。


かつてあったパロル舎


夏目漱石「夢十夜」

萩原朔太郎「猫町」

内田百聞「冥途」

が金井田英津子さんの挿画によって

もとの作品がさらにすばらしいものに

なっていて、しずかに感動しました。


とくに「冥途」の作品解釈はとても

独特で、それでいてシュールな世界観を

ぴったりと表現してくれている。


そして、他の本をさがす。


井伏鱒二の厄除け詩集は、手元にずっと

置いておきたい私の蔵書となりました。


井伏鱒二の詩ははじめて読むけれど

真面目な顔して、受けもしない冗談を

いっているような、“それはないでしょう・・”

とツッこみたくなるような、ふっと微笑んでしまう詩。

そしてときどき、しんみりノスタルジック。


この詩集を買って、ひとつ発見というか

勘違いしていたこと。


ハナニアラシノタトヘモアルゾ

「サヨナラ」ダケガ人生ダ


後半は漢詩を自分の訳で書いているのですが

上記の言葉は今までずっと、寺山修司が言った

言葉だと思ってました。

なぜだろう。


この漢詩の訳も、ユーモアがちらと見えたりして

楽しめました。


「高陽一酒徒」→「アサガヤアタリデ大ザケノンダ」

阿佐ヶ谷なんてどこにもかいてないでしょう・・。


でも井伏鱒二は荻窪に住んでいたから、阿佐ヶ谷に

飲みに行ってたのかなぁと思うと、背景のイメージも

ふくらんで妄想もたのしめます。


それにしても、パロル舎のような独特な路線で

本を造ることにこだわった出版社はぜひ残ってほしかった。