くまかんのブログ

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 福岡の不動産鑑定は、プラス不動産鑑定へ(福岡市営地下鉄赤坂駅から20m)

 

 福岡県は8月13日、県道整備の用地買収で地権者の男性(75)に不適切な支払いをしたとして、契約を見直す方針を明らかにした。買収額は当初算定した430万円の約5倍に当たる2165万円に膨らみ、周辺より著しく高額だった。男性は同県田川郡内の自治体で議長を務めた有力者で、県の提示額を再三、拒んでいたという。県は「圧力や忖そん度たくはなかった」としている。

 

県によると、男性が所有する田川郡内の山林(計2505平方メートル)の価格をコンサルタント会社の評価を踏まえて算定したところ、昨年10月時点では430万円(坪単価5685円)だったという。

 

 

 

これに対し、男性は山林の一部は造成されているとして再評価を要求。その後、578万円(同7629円)とした県の再提示額も拒否した。

 

県は、男性が「周辺の相場」として挙げた坪単価2万~3万円に近い価格を委託会社に伝え、3度目の評価額を提示。6月に2165万円(同2万8577円)で買収した。