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+ismメンバー紹介④ びび

社会人よさこいチーム「+ism」メンバーインタビュー第4弾!




今回はコアメンバーのひとりで1人である、びびさんにお話を伺います。

彼女はチームに参加するにあたり、“ びび×「合唱」× +ism ”と気持ちを表現してくれました。




大学時代は合唱一筋だった私。オーケストラと共に音楽を表現するこの気持ちよさ、たまらん~♪なのに、なぜ私がよさこいに?!演舞?鳴子?わからんことばかりだけど、表現者としてめっちゃ熱いメンバーに惹かれました!裏方だって魅せるゼィ!!






*「こんにちは、ビビさん。早速ですが、小さい頃はとてもユニークなあだ名をつけられていたとのことで」




び「うん、今も昔も基本的にいじられキャラだからね。あゆごんとかピコタンとか」 




*「なんだか怪獣みたいですね(笑)」




び「でしょう?(笑)私、子どもの時からから体が小さくて、背の順でもいつも一番前だったから、異生物みたいに見られてたのかも」




*「そうだったんですね。学校ではどんな風に過ごしてたんですか?」




び「超インドア派!他の女の子がやってたゴム段とか、いやムリムリって(笑)引っ込み思案だったし。ちっちゃいと、不思議とすごくクラスメートが大人に見えたの。だから、自分はあんまり目立たないように...って。でも、クラスに一人、必ずリーダーシップをとるような子いたじゃない?そういう子とはなぜか仲が良かったの。自分は目立たないんだけど、いつもリーダーの子の横にいて、彼女の話を聞いてあげるようなタイプの子どもだったなぁ」




*「その子のブレーンみたいな?」




び「そんなたいそうなものでもないんだけどさ。ただ、その子が抱えてる寂しさみたいなものに、そっと寄り添っているのは嫌いじゃなかった。リーダータイプの子って、簡単には弱音を吐かないから」




*「そうかもしれませんね。その後の学生時代に、何かビビさん自身を変えた転機があれば、教えていただけますか」




び「敢えてひとつ挙げるとしたら、大学の合唱部に入って部長を務めたことかな!ちょうど大学に入りたての頃に、他大学のインカレサークルにも積極的に参加するようなアクティブな友人がいて。私自身、合唱は中学以来だったけど、彼女に触発されて、1年の夏に将来の幹部候補を同期から選出しなきゃならない時に、『大きなチャレンジをしてみよう』と思って、自分から立候補したんだ」




*「先ほどの話のように、今までリーダーシップを握る人間の横でいたビビさんが、今度は総勢200名を超える部を運営する中心人物となった。これはすごい挑戦ですね」

び「あれだけの規模になると、うまく周りを頼ることも必要になってくる。でも、私はどうもそれが苦手でね。でも、大学2年生の冬に仕事で大失敗をしてしまって…」




*「どういった失敗ですか?」




び「部で、毎年12000人規模のコンサートホールを借りて発表会を行うのね。部長はこのコンサートを成功させる ことが大きな役割なんだけど。その年、色んな事情があって、例年コンサートを開催していた都内のホールを押さえられなかったの!!どうしていいかわからなくて200人の部員たちのプレッシャーに押しつぶされそうで、関東近郊のコンサートホールに片っ端から電話しようとリストを作ったまではよかったんだけど、もしどこも押さえられなかったら部員たちに申し訳ない・・・と考えたら、涙で前が見えなくなって。でもね、そんな私を見かねて、代わりに同期部員たちがそのリストに全部電話してれたの!」




*「見事な連携プレーですね」




び「それまで人前で泣いたことなんてなかったのに、その時ばかりはタガが外れてしまって。でも、こうやってみんなに手を差し伸べられるリーダー像もありかもしれないって、思った。それまでうまく周りを頼れなかった“自分の殻”を破るきっかけを、今振り返ると、この出来事がくれたのかもしれないね」




*「“強さ”だけが、決してリーダーたる者の条件ではない、ということでしょうか。では+ismに入るきっかけについて教えていただけますか?」




び「代表のはるちゃんとの出会い!大学3年生の時に、知り合いが運営していたある学生団体で出会ったのが、彼女との最初の出会いだったの。」




*「彼女の第一印象はどうでしたか?」




び「何事も一生懸命で熱い人。それでいて、人一倍仲間思い。そのせいか、はるちゃんが苦しい思いをすることもしばしばあるけど。でも、そんな人間味溢れる彼女が私は大好きだし、信頼できる数少ない大事な友達だと思ってる」




*「何か彼女との思い出深いエピソードはありますか」




び「社会人7ヶ月目に営業の仕事が辛くて会社を辞めてしまったんだけど、その時に色々と相談にのってくれたのがはるちゃんだったの。ああしろこうしろなんてひとつも言わないでひたすら、うんうんって話を聞いてくれて。私自身、人に頼るのは本来そんなに得意じゃないのに、彼女に対しては違った。つい思っていることを自然と話してしまう。彼女にはそうさせる雰囲気があるのかもしれないね」




*「ビビさんにとって、彼女との出会いがとても大きな意味を持っていたんですね。では、チームの話を具体的に聞いたは、いつ頃のことだったんでしょうか?」




び「ちょうどそうやって相談をしている頃に、『一緒にやらない?』と、はるちゃんからチームへのお誘いをもらったんだ。彼女が学生の時からよさこいをやっていたのは知っていたし、原宿や池袋で開催される都内のお祭りを観に行ったこともあったから、よさこいがこういうものだってことはある程度知っていたけど、まさかそれを私が一緒にやることになるなんて!」 




*「最初は戸惑いがないわけではなかった?」




び「よさこいを全く知らない私が参加して迷惑にならないか、その不安はすごくあったな。でも、はるちゃんと一緒にやることなら、きっと楽しいだろうとも思ったの。なにより、『社会人だってキラキラできる』っていう+ismのコンセプトに共感したのが、とても大きくて。社会人になってからどこか自分を持て余しているような感覚があったから、また新しいことに挑戦しよう、そんな気持ちで参加を決めたんだ」




*「新たな挑戦という意味も込められているんですね。では話は変わりますが、今回の演舞曲の製作にも携わっているビビさんですが、大学で取り組んだ合唱について、歌う時に何か気をつけられていることがあればぜひ教えてください」




び「合唱はすぐに声に出して歌う前に、まず譜面を見ることから始まるの。なぜここはこの高いキーで歌うのか、なぜこの歌詞がはめこまれているのか。何百年も前にその曲を生み出した『作り手の意図』を理解しようと努める。実際、私が所属した部の合宿では、そういう勉強会にたくさん時間を割いたしね」




*「まるで、役者が台本を読み込むようですね」




び「感覚的にはそれに近いかもしれない。ただ、どんなに思いを馳せても作り手の意図をそっくりそのまま理解し、表現することは難しい。だから、せめて『しっかりと演じよう』ということに、最大限意識を集中するの」




*「歌い手が、メロディーのひとつひとつに込めたそういった思いが、コンサートホールに足を運んだお客さんに感動を運ぶのでしょうね。では、ビビさんが合唱で培った表現力からよさこいを見た時、どのように感じられますか」




び「よさこいには、とにかく『幅広さ』を感じる。合唱は既存のものをいかによく表現するかを考えるけど、よさこいは踊りにしろ、音楽にしろ、衣装にしろ、表現する作品をゼロから作り上げる。その自由度の高さゆえに、難しさも同時に感じてしまうけど。」




*「しかし、その分やりがいもあると?」




の「もちろん。今制作中の+ismの演舞曲も、交響曲の第一楽章か第四楽章までそれぞれのテーマやストーリー展開があるように、音やテンポの1つ1つに意味を持たせている。どんな曲に仕上がるか、私も今から楽しみにしているんだ」




*「チームに色んな経験を持つメンバーがいると伺っていましたが、今日ビビさんのお話を聞いて、これからどんな化学反応が起こるか、とても興味深くなりました。本日はどうもありがとうございました!」




び「はーい!ありがとうございました!」



+ismの小さな巨人、びびさん。

マネジメント面でその力を存分にはっきりしてくれています。

最近、ジムに通っているとかいないとか…

もしかすると、「マネジメント兼踊り子」なんていう

新境地を開拓してくれるかも!注目です。




+ismメンバー紹介③ 風馬

社会人よさこいチーム「+ism」メンバーインタビュー第3弾!





今回はコアメンバーのひとりで1人である、風馬さんにお話を伺います。

彼はチームに参加するにあたり、“ 風馬×「縁」× +ism ”と気持ちを表現してくれました。


「本気出せば1人でもチーム作れる。」そんな人間が集まってできたのがこのチームだと思う。この強い人達との繋がりを今より強くして、最強のチームを作るのが俺の目標。何をするかよりも誰とするかに重きをおいていきたい。」




*「まず、これまで風馬さんの子どもの時のお話を聞かせていただけますか」



風「あ、はい!いじめられてましたね(笑)すごく目立ちたがり屋だったんで」

*「そうなんですか、どんな風に?」



風「おれ、当時勉強ができたんすよ。それを鼻にかけてた、っていうか」



*「あー、クラスに一人必ずいたタイプですか(笑)」



風「そう(笑)そのくせ、一匹狼みたいなところもあったかも」



*「いつくらいまで、その..いじめにあわれてたんですか」



風「中学校までですね。高校に入ってからは、それまで70kgあった体重を53kgまで落としたり、テニスを始めたりと、環境の変化もあっていじめはなくなりました」



*「すごいダイエットですね、ということは、部活はテニス部ですか?」



風「いや、近所のテニススクールに通ってました!()



*「え(笑)学校の部活はしなかったんですか」



風「うち中高一貫校だったから、高校からの初心者なんて初めはタマ拾いからじゃないですか。でもおれはやりたいのはテニスなんだよ!って()



*「あー、つまり『のびのびやらせてくれよ』って人だ」



風「そうですね、自分でなにかしら工夫できることには、とにかく一生懸命になれる。今思えば、ダンスもそうでした」



*「というと?」



風「地域の子どもが中心になって踊るダンスチームが近くにあって、そこにうちのいとこが所属していたんですよ。彼女に触発されてダンスを始めました」



*「それまでは、ダンスはまったく未経験だったんですか?」



風「フツーに素人です。でも、素人目にもその時に見た彼女のダンスはすごかった。思わず『もっかいやってみ!』とか言ってましたね」



*「それから、自分も踊ろうと」



風「えぇ。素人だから、一度に教えてもらっても吸収できるのに限界がある。いとこは当時小学生だったんですが、あいつらにできるのに..って悔しい気持ちでいっぱいでした」



*「あとは自主練でカバーですか?」



風「はい、学校から帰って、23時間踊り込んで、メシを食って風呂に入ったら、それからダンスのビデオをコマ送りで見ながら振り付けを確認したり..



*「いやぁ、ストイックですよ!」



風「夜眠る時、目をつぶるじゃないですか?すると、自然に踊ってる自分がアタマに浮かぶんです。ステップを踏んで、ここでターンして..あれこの次なんだっけ、とか考えてるうちに、結局ベッドから出て、朝方まで踊ってたなんてこともよくありました」



*「そうしたら、翌日は授業中大変だったでしょう()



風「余裕で寝てましたね!高3だったけど。これ、負のルーティンかと()



*「風馬さんって、ある意味“自分のやりたいこと”に対してとても敏感で、それに忠実だと思うんです。でも、そこまで一生懸命になれるエネルギー源って、一体何なんですか」



風「あぁ、強いて言うなら、子どもみたいですけど、“誉められたい”っていう気持ちかもしれないです」



*「“誉められたい”ですか」



風「そう、うち母親がすごく器用なタイプなんですよ。もちろん彼女なりに悩みを抱えたりはあるんでしょうが、おれから見ると立派に母親をしていて、それでいて自分の趣味とかも楽しめる、すごくできた大人なんですね」



*「素敵なおかあさんじゃないですか」



風「そうなんです。でも逆に、自分はどれだけがんばっても、彼女の存在に比べるとまだまだなんだ、みたいな微妙な劣等感を、子どもの時から感じていたのかもしれません。だから、その反動で、ただ何かに打ち込んで人から誉められたいっていう欲求があるんですかね」



*「あ、でもなんとなくわかります。風馬さんと話していると、人間関係とか、すごくよく物事を心得ているオトナな部分と、子どもみたいに純粋な部分が、妙に混在している雰囲気がありますもん」



風「ははは()そうかもしれないですね、だから今でも、こう人から必要とされると、ついがんばってしまう自分がいるんです」



*「大学時代にも、そんな経験がありましたか」



風「そうですね。3年生になる春によさこいチームに所属しようと思って、踊り子を募集している、3、4つのチームに連絡をとりました。結局、早稲田大学にある学生チームに入ったんです」



*「他大のよさこいチームに?アクティブですね」



風「きっと、頭のいい人がたくさんいる大学のサークルだから、バカなとこ見せちゃダメだ!みたいに、初めは随分と気を張っていました。だから、せめて踊りだけはがんばらないと、って」



*「周りに対して、自分からカベをつくってしまった?」



風「えぇ。だから、踊りだけにストイックな人、ってイメージを持たれてしまったところがあった。あのサークルはアットホームな空気も魅力のひとつだったから、踊りだけをしたいなら他のチームに行けばいい、みたいに言われたこともありましたね」



*「それはつらかったですね」



風「まぁ、あれだけ踊ってりゃ仕方ないですけどね(笑)そこで出会った同い年の代表に言われた、『踊りで上を目指せるチームにお前が変えてくれ』って言葉は、そのあとサークルのメンバーとぶつかった時にも、僕の支えになりました」



*「その代表さんは風馬さんにとって、とても大きな存在なんですね」



風「やつは引退するけど、おれは現役続行を決めた。そんな時にもらった言葉でした。初めてこのサークルで認めてもらえた!おれでも必要とされてるんだ!!そんな気持ちでしたね」



*「それからのサークル生活はどんなものでしたか」



風「2007年の冬に入り、よさこいチームが来年度に向けての体制づくりに入り、チームのメンバーと腹を割って話したり、翌年には関東の学生チームでは初となる纏※ を導入したりと、たくさんの仕事がありました。忙しかったけど、本当に充実していましたよ」



*「その代表さんからのバトンを、風馬さんがつないだといった感じですね」



風「正直言うと、おれ自身は大それたことをサクサクとできる柄じゃない。でも、『お前はできるよ』と言ってくれるやつがいるから、ここまでやってこられたんじゃないかと思います」



*「なるほど。そういう経験が、『“誰とするか”に重きをおいていきたい』という言葉にも表れていると思うんですか、いかがですか」



風「そうですね、一般的に団体で何かに取り組む時って、「向上」と「調和」を同時に目指すことはとても難しいと思うんです。でも、このチームにはそれを実現させる可能性があると、個人的に考えています」



*「というと?」



風「それだけのメンバーが集まっているんじゃないかと。こいつらとの繋がりをもっと強くして、向上と調和が決して矛盾しないってことを、全国のよさこいやーに証明してやりたいって思ってます」



*「誰と一緒にやるか。それが風馬さんにとって、とても重要な意味を持つことを、今日教えていただいた気がします。ではまだ見ぬメンバーに向かって、一言お願いします」



風「一緒にテッペンを目指そう!これに尽きます」



*「ありがとうございます!向上と調和が矛盾しないチームの誕生、期待しています」



風「こちらこそ、ありがとうございました!!」



今年でよさこい歴5年目の風馬さん。

+ismの練習でも、キレのいいダンスと見事な鳴子さばきを

私たちに見せてくれます。

チームが祭りデビューをいずれする時も、

勢いそのままにみんなをひっぱっていってくれるでしょう。



※纏…頭にチームのロゴ等が入った提灯、その下には房飾りがついており、下部の木の棒になっている部分を持って踊るもの。主によさこい踊りの隊列先頭部で見ることできる。