ネットのニュース記事で自転車事故に書かれていました。
私も保険屋ですのでたまには保険の話題を。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120316-00000002-president-bus_all
自転車事故を補償してくれる保険はいくつもありますが、あまり知られていません。
わかりやすいもので言えば「自転車(総合)保険」ですが、現在各損保会社では単体契約の引受を謝絶しています。(記事では勧めていますが)
次に交通傷害保険や普通傷害保険などがあります。
ただ、事故の補償については元来2つに分かれる事をまずご理解いただきたい。
まずは事故でケガを負わせてしまった相手に対する賠償について補償してくれるもの。そして自身のケガを補償してくれるもの。セットで売られてはいますが保険種類としては別々のものです。
まず前者の賠償について。
これはプライベートの時間に発生した事故であれば「個人賠償責任保険」で補償が受けられます。(業務中の場合は事業用の施設賠償責任保険などで補償されます)
この保険は冒頭の自転車保険や傷害保険を始め、火災保険や自動車保険の特約でついていたりします。
特に賃貸住宅にお住まいの方で火災保険を契約されている方や分譲マンションにお住まいで火災保険を契約されている方はこの特約がついている可能性が高いです。
一度保険証券を確認して、「個人賠償責任特約」という記載があるか確認してみて下さい。
現在ついていない方も火災保険や自動車保険に追加しても年間で1000円行かないくらいですから、ご契約の代理店にご相談下さい。
ただし特約がついていても自動車保険のように示談代行特約がついていない事が多いので相手方との交渉は自分でやらなければならない場合があるので要注意です。
では自分のケガはというと傷害保険で補償される事になります。
傷害保険はあらかじめ支払額が決められていて、死亡でいくらとか入院1日あたりいくらと契約時点で約定しています。(手術保険金も決まっています)
実際にいくらかかったかに関わらず払われるものなので重傷の場合は支払保険金だけでは賄えなくなる可能性もあります。
それでもあれば大きな助けになります。
最近コンビニで自転車保険と称して売っているのは「交通傷害保険」であらかじめ支払額が決められています。
賠償責任保険も含めて最も手厚く、かつ手軽に補償を受ける方法もあります。
自動車保険に交通事故傷害特約と個人賠償責任特約をつける方法です。
自動車保険には人身傷害保険というものがあり、個人のマイカーの契約があれば、同居の家族全員を対象に歩行中の自動車事故まで補償してくれます。
これに交通事故傷害特約をつければ自転車単体での転倒なども含めて補償が受けられます。
さらにすばらしいのは、契約金額(最低3000万円~無制限)を上限に治療費全額を補償してくれるばかりか、休業損害、慰謝料相当額も出してくれるのです。
さらに病院の了承があれば最初から窓口負担なしで精算も保険会社がやってくれます。
追加した場合の保険料はノンフリート等級や車の型式により異なりますが年間数千円程度で、単体で交通傷害保険を契約するよりは安いはずです。
個人賠償についても自動車保険なら無制限の設定ができ、なおかつ示談代行も付きます。
本人が何もしなくていいとは言いませんが、自動車保険の特約が一番サポートが手厚くなっていますので、より安心と言えます。
ただし飲酒の場合は賠償保険しか適用されませんので飲酒運転は厳禁です。
車をお持ちで奥さんもお子さんも自転車に乗るという方はこの形がお薦めですよ。
注1)法人が被保険者となっている場合は基本的にこの特約を付帯できません。また被保険者が個人であっても事業用の車の保険の場合も付帯できない場合があります。
注2)特約は保険会社により異なる場合もありますので必ずご契約の保険会社、代理店にご相談下さい。
私も保険屋ですのでたまには保険の話題を。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120316-00000002-president-bus_all
自転車事故を補償してくれる保険はいくつもありますが、あまり知られていません。
わかりやすいもので言えば「自転車(総合)保険」ですが、現在各損保会社では単体契約の引受を謝絶しています。(記事では勧めていますが)
次に交通傷害保険や普通傷害保険などがあります。
ただ、事故の補償については元来2つに分かれる事をまずご理解いただきたい。
まずは事故でケガを負わせてしまった相手に対する賠償について補償してくれるもの。そして自身のケガを補償してくれるもの。セットで売られてはいますが保険種類としては別々のものです。
まず前者の賠償について。
これはプライベートの時間に発生した事故であれば「個人賠償責任保険」で補償が受けられます。(業務中の場合は事業用の施設賠償責任保険などで補償されます)
この保険は冒頭の自転車保険や傷害保険を始め、火災保険や自動車保険の特約でついていたりします。
特に賃貸住宅にお住まいの方で火災保険を契約されている方や分譲マンションにお住まいで火災保険を契約されている方はこの特約がついている可能性が高いです。
一度保険証券を確認して、「個人賠償責任特約」という記載があるか確認してみて下さい。
現在ついていない方も火災保険や自動車保険に追加しても年間で1000円行かないくらいですから、ご契約の代理店にご相談下さい。
ただし特約がついていても自動車保険のように示談代行特約がついていない事が多いので相手方との交渉は自分でやらなければならない場合があるので要注意です。
では自分のケガはというと傷害保険で補償される事になります。
傷害保険はあらかじめ支払額が決められていて、死亡でいくらとか入院1日あたりいくらと契約時点で約定しています。(手術保険金も決まっています)
実際にいくらかかったかに関わらず払われるものなので重傷の場合は支払保険金だけでは賄えなくなる可能性もあります。
それでもあれば大きな助けになります。
最近コンビニで自転車保険と称して売っているのは「交通傷害保険」であらかじめ支払額が決められています。
賠償責任保険も含めて最も手厚く、かつ手軽に補償を受ける方法もあります。
自動車保険に交通事故傷害特約と個人賠償責任特約をつける方法です。
自動車保険には人身傷害保険というものがあり、個人のマイカーの契約があれば、同居の家族全員を対象に歩行中の自動車事故まで補償してくれます。
これに交通事故傷害特約をつければ自転車単体での転倒なども含めて補償が受けられます。
さらにすばらしいのは、契約金額(最低3000万円~無制限)を上限に治療費全額を補償してくれるばかりか、休業損害、慰謝料相当額も出してくれるのです。
さらに病院の了承があれば最初から窓口負担なしで精算も保険会社がやってくれます。
追加した場合の保険料はノンフリート等級や車の型式により異なりますが年間数千円程度で、単体で交通傷害保険を契約するよりは安いはずです。
個人賠償についても自動車保険なら無制限の設定ができ、なおかつ示談代行も付きます。
本人が何もしなくていいとは言いませんが、自動車保険の特約が一番サポートが手厚くなっていますので、より安心と言えます。
ただし飲酒の場合は賠償保険しか適用されませんので飲酒運転は厳禁です。
車をお持ちで奥さんもお子さんも自転車に乗るという方はこの形がお薦めですよ。
注1)法人が被保険者となっている場合は基本的にこの特約を付帯できません。また被保険者が個人であっても事業用の車の保険の場合も付帯できない場合があります。
注2)特約は保険会社により異なる場合もありますので必ずご契約の保険会社、代理店にご相談下さい。