最近急激にガソリンが上がっています。
報道の通り、イランの核問題が端を発して、そこに円安が重なって・・・という事ですが、もっと深刻な問題があるように思います。
私は専門家でも学者でもないので、もしかしたらとんでもない間違いかもしれませんが、思いつくままに書きます。
日本は今デフレですが、原因はいくつかあります。
最も単純なものは消費者の需要よりも商品、サービスの供給が多すぎるという事。これをデフレギャップといい、現在の日本ではそのギャップが2倍以上と言われています。
だからモノが売れず、どんどん価格が下がっていく訳です。
また、極端な円高によって輸出依存の高い国内メーカーの販売が低迷し、日経平均株価もリーマンショック、震災もあり低迷を続けてきました。
そして、リーマンショック以降アメリカを中心に行われてきた金融緩和政策による大幅な通貨供給、量的緩和です。
私もこの不景気どん底の日本の円がどうしてこんなに高くなるのか不思議に思っていましたが、この理由として量的緩和があります。
長くなるので細かい説明は省きますが量的緩和とは中央銀行が通貨をたくさん刷って市場にばらまく事です。ばらまくというのは主に市中銀行保有の国債を中央銀行が買い上げるという事です。
アメリカはリーマンショック以降約3倍のドルを供給し、日本は供給どころか若干の回収をしていて、通貨供給量は少し減っていました。
まさに市場原理で量の少ない円が高くなる訳です。
ここに来ての円安は2/14に日本も10兆円の量的緩和を行った事に端を発します。
先進国は不景気で国内需要に限界があるので自国通貨を安くして輸出競争力を上げる方向に流れているという事になります。
しかしこの通貨供給で市中に流れたお金は我々庶民の手には全く入っていません。
ほとんどが銀行や金融市場に流れています。
ですから相変わらずモノは売れず、価格が下がるデフレが国内では続いているのですが、ここに来ての原油高。
エネルギーコストの上昇は必ず物価上昇の流れとなります。
それに拍車をかけるように各国がばらまいた通貨は銀行や金融市場に有り余っていて、そのお金が高騰する原油の買い付けに流れ、益々価格は上がります。
実態経済がまだついてこられていない状況で通貨供給だけが増えていますから、これは明らかにインフレの状態なのです。
通貨どうしの比較ではそれなりの幅で収まっているように見えますが、金(地金)の価格はかなり上がっていて各国の通貨の絶対的価値は明らかに下がっています。
そして、ここに来ての原油高。
早くイラン問題を解決しないと、今は金持ちだけインフレの状態が我々庶民のレベルにまで押し寄せてきます。
我々のなけなしの預貯金の実質の価値が一気に下がる可能性が高いのではないかと危惧して止みません。
報道の通り、イランの核問題が端を発して、そこに円安が重なって・・・という事ですが、もっと深刻な問題があるように思います。
私は専門家でも学者でもないので、もしかしたらとんでもない間違いかもしれませんが、思いつくままに書きます。
日本は今デフレですが、原因はいくつかあります。
最も単純なものは消費者の需要よりも商品、サービスの供給が多すぎるという事。これをデフレギャップといい、現在の日本ではそのギャップが2倍以上と言われています。
だからモノが売れず、どんどん価格が下がっていく訳です。
また、極端な円高によって輸出依存の高い国内メーカーの販売が低迷し、日経平均株価もリーマンショック、震災もあり低迷を続けてきました。
そして、リーマンショック以降アメリカを中心に行われてきた金融緩和政策による大幅な通貨供給、量的緩和です。
私もこの不景気どん底の日本の円がどうしてこんなに高くなるのか不思議に思っていましたが、この理由として量的緩和があります。
長くなるので細かい説明は省きますが量的緩和とは中央銀行が通貨をたくさん刷って市場にばらまく事です。ばらまくというのは主に市中銀行保有の国債を中央銀行が買い上げるという事です。
アメリカはリーマンショック以降約3倍のドルを供給し、日本は供給どころか若干の回収をしていて、通貨供給量は少し減っていました。
まさに市場原理で量の少ない円が高くなる訳です。
ここに来ての円安は2/14に日本も10兆円の量的緩和を行った事に端を発します。
先進国は不景気で国内需要に限界があるので自国通貨を安くして輸出競争力を上げる方向に流れているという事になります。
しかしこの通貨供給で市中に流れたお金は我々庶民の手には全く入っていません。
ほとんどが銀行や金融市場に流れています。
ですから相変わらずモノは売れず、価格が下がるデフレが国内では続いているのですが、ここに来ての原油高。
エネルギーコストの上昇は必ず物価上昇の流れとなります。
それに拍車をかけるように各国がばらまいた通貨は銀行や金融市場に有り余っていて、そのお金が高騰する原油の買い付けに流れ、益々価格は上がります。
実態経済がまだついてこられていない状況で通貨供給だけが増えていますから、これは明らかにインフレの状態なのです。
通貨どうしの比較ではそれなりの幅で収まっているように見えますが、金(地金)の価格はかなり上がっていて各国の通貨の絶対的価値は明らかに下がっています。
そして、ここに来ての原油高。
早くイラン問題を解決しないと、今は金持ちだけインフレの状態が我々庶民のレベルにまで押し寄せてきます。
我々のなけなしの預貯金の実質の価値が一気に下がる可能性が高いのではないかと危惧して止みません。