チコに実践した「マテ」の訓練は、概ね次のような
手順で行いました。
先ずは「オスワリ」の後、「マテ」とコマンドする
と同時に、チコの顔に手の平を向け、前に押し出す
様にジェスチャーを加えます。
この時、チコとアイコンタクトを続け、座っている
間は「ヨシヨシ」と励ましながら褒めてあげ、途中
で立ってしまった時は決して叱らず、「チガウ」と
いう言葉を使って、やさしく諭すようにしました。
「マテ」の状態が維持できた時は、必ず「ヨシ!」
と命令を解除してから、おやつを与え、しっかりと
褒めてあげます。
最初は数秒程度からはじめ、その後は徐々に時間を
延ばしていきながら、チコとの距離も延ばしていく
ようにしました。
このようにコマンドの指示内容が高度になってくる
と、チコには集中力が求められる一方で、指示する
側の姿勢にも明解さと的確性が要求されます。
さもないとチコが混乱して成果が上がらないばかり
か、今後、訓練そのものが入りにくくなってしまう
可能性があるからです。
ですので、まだ難しいと判断した時は、少し手前の
訓練に戻して、いま一度そちらの精度を高めてから
再チャレンジするつもりでいました。
これまでは一連の流れのなかで比較的自由に訓練を
進めてきましたが、そろそろ教えたコマンドの数も
増えてきましたし、時折、他のコマンドと混同する
様なケースもみられましたので、ここは無理をせず
コツコツと積み重ねていく方向に切り替えたほうが
よいのでは?と考えてもいたのです。
コマンドの聞き間違いに関しては、コマンドの言葉
自体を換える方法もありますが、今のところチコが
間違い易いのは「オスワリ」と「ハウス」の時だけ
ですので、「ハウス」のコマンドの際、ハウスの方
を指差すジェスチャーを加えて、修正しました。
これはボール遊びの時に、チコが見失ったボールの
位置を教える際、用いたジェスチャーでチコに馴染
やすかったのか、直ぐに効果がありました。
このように訓練の経過によっては、後からより馴染
やすい様に修正を加えたり、工夫を凝らしたりする
必要が生じる場合もあります。
幸い、「マテ」のコマンドも最初の成功体験が功を
奏し、今ところ順調に経験を重ねているようです。
いよいよ、コマンドを用いての基礎訓練も「フセ」
を残すのみとなりましたが、ここ暫くはいままでの
コマンドをおさらいしながら、程良いタイミングで
次に臨みたいと思います。
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