先日、チコを連れて大阪へ娘のお宮参りに行って
きました。
産後の静養の為、大阪の家に残してきた妻と娘に
ひと月ぶりに再会できる、この日をずっと心待ち
にしていましたが、あいにくその日は朝から雨に
降られ、真冬に戻ったような寒さです。
概して、動物は環境の変化に伴うストレスに弱い
ものですから、チコを連れて出掛けるには厳しい
条件が揃ってしまいました。
先立ってもワクチンの接種で病院へ出掛けただけ
であの有様でしたから、人間でさえ負担のかかる
今回のような長時間の移動には、なおさら注意が
必要です。
しかもチワワは、体温調節がとても苦手な犬種で
もあるので、いよいよ以って難しい状況でした。
しかし、3度目のワクチン接種も終えていない中、
ペットホテルを利用する事もためらわれましたし、
かと言って、2日近くも暖房を効かせたまま家を
留守にするワケにもいきません。
最近、アメンバーになって頂いた“あむにゃん”
さんはペットシッターのお仕事をされているよう
でしたので、こういう時に備えて予めお願いして
おくべきだったと思いました。
結局さんざ迷った挙句、防寒対策を見直した上で
チコと一緒に大阪へ向かうことにしました。
移動中、これまで嗅いだことのない様々な匂いと
大勢の人の気配にチコは寒さよりも緊張のあまり
ブルブルと体を震わせ続け、僕は僕で、何か異変
が起こりはしないかと、ずっと緊張しっぱなしで
した。
幸い何事もなく、千葉から4時間余りの長旅の末、
大阪の妻の実家にたどり着くことができました。
防寒グッズにはホカロンが役立ちました。これを
毛布の下に敷き、ホットティーのペットボトルを
タオルに包んでチコに抱かせておきました。
防寒としてはこれで十分間に合ったようです。
移動の合間はなるべく顔を見せ、アイコンタクト
を心掛けて時々声をかけるなど出来るだけチコを
落ち着かせるようにも気をつけていました。
こういう状況で旅行に同伴させるか否かは幼齢の
ペットを飼う方に共通した悩みだと思います。
また自分の対応は決して望ましいものでなかった
とも思っています。
他に何かアイデアをお持ちの方がいらっしゃいま
したら、どうぞコメントをお寄せ下さい。
それにしても梅の見ごろも過ぎようというのに、
娘のお宮参りが、その後各地に混乱をもたらした
爆弾低気圧の来襲前夜に当たるとは、ついていた
のか、どうなのか?人間万事塞翁が馬というのは
犬にも通じる事のようで、雨が雪にかわったのも、
僕たち家族が揃って我が家に帰って来た、まさに
その日の夜のことでした。
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