子犬との新しい生活で最初に行き当たる難関
はおそらく夜鳴きでしょう。
その深刻さの度合いは個々の飼育環境や住宅
事情に左右されると思いますが、我が家の様
に壁の薄い集合住宅の場合、近隣トラブルの
原因ともなりますので、自身の睡眠不足より
以上に深刻な問題になりかねません。
原因は様々ありますが大抵の場合、甘え鳴き
によるもので、環境の変化にとまどい、独り
にされることに強い不安や恐怖を感じている
ためと考えられます。
ですから、騒がしいからといって無暗に叱り
付けないでください。
対処法はあります。
ただ、ここで大切なのは飼い主さんの気持ち
です。この子と将来どんな関係を築きたいと
思っているのか、どんな子に成長してほしい
のか、という思いです。
犬は人と気持ちを通じあう数少ない動物です。
そのために犬をパートナーとして選んだ方が
ほとんどの筈です。
それというのも夜鳴きの対策は今後の子犬の
躾とも深く関わっているからに他なりません。
様々な対処法がある中で、我が家の家訓とも
いうべき躾の方針とご自身の子犬への思いが
合致していることが、対処法を選択する上で
もっとも重要なのです。
対処法(室内・小型犬)
1.まずは何より子犬にとってココが安全で
安心できる場所であることを理解させる事。
平時は出来るだけ安静にして、ゲージの設置
場所も普段なるべく目の届く範囲にする事。
2.ひたすら忍耐。夜鳴きに応えてかまって
しまうと「呼べば来てくれる」と学習して、
さらに要求のために鳴くようになってしまい
ます。
夜、独りでも怖がる必要はないということ、
鳴いても誰も来ないということを早く教える
ためにも、ココは互いに忍耐でヤリ過ごすの
が一番の早道です。
昼間、甘え鳴きした時に構っているのもよく
ありません。
犬が何か要求することに報酬を与えることに
なるからです。昼も夜も、鳴いて要求された
時ではなく、静かにしているときにこそ報酬
=愛情を与えてあげて下さい。
3.充分に運動させる。就寝前に時間の許す
限り運動(=遊び)させ、子犬の眠りを誘う
と同時に飼い主の生活サイクルを覚えさせる。
この時、オモチャを使って、独り遊びを覚え
させると、より効果的です。
4.しかる。これは、夜鳴きに際してよりも
昼間、甘え鳴きした時に無駄吠えの躾の一環
として行う方が対処もしやすく、効果的です。
躾には効果の見極めが大切ですので、寝不足
の腹立ちまぎれに叱ったのでは、かえって逆
効果になりかねません。叱りかたについては
また次の機会に触れることにします。
5.他にもラジオ番組、アナログ時計の音、
水の流れる音、単調なノイズや一定のリズム、
やさしいメロディーなど、いずれも極小さい
こもったような音で聞かせるのがよいという
話もあります。また、ケージをカーテンなど
で覆い、完全に暗くすると、それで安心する
子もいるようです。いずれかは子犬の様子を
見ながら試してあげて下さい。
これらの対処法を踏まえた上で、組み合わせ
や取捨選択は個々の飼い主さんの考え方次第
です。子犬にもそれぞれ個性があり、最善の
方法は子犬とのコミュニケーションを通じて
見い出していくしかありません。
かくいう我が家もチコの夜鳴きと奮闘中です。
我が家では前述した通り、集合住宅ですので
昼間の間の躾に比重をおいています。こちら
の詳細についてはつぎの「ちぃこぃ話」の中
でまた触れたいと思います。
何はさておき寝不足はツライもの。ましてや
子育てに悩みはつきものです。それだけに、
これを楽しむ気持ちのゆとりも必要です。
ここで過ごした時間もいづれ大切な思い出に
かわるのですから
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