こんにちは。

シングルマザー活動家の
Junkoですニコニコ

 

いつもご訪問やいいね

ありがとうございますキラキラ

 

 

我が家の教育選択が

実現するきっかけになったのは

間違いなく

「瀬戸ツクルスクール」

との出会いがあったからでした。

 

今回の記事は

2021年1月に

ツクルスクールに

見学に行った時の感想です。

 

 

【個々に存在しながら

つながりあっていた子どもたち】

2021年1月、市民立中高一貫校

「瀬戸ツクルスクール」の

見学に行ってきました!

レポートします☺︎

=====


11時頃見学スタート。
子どもたちは

思い思いに過ごしていて

その間は一尾さんの話を伺った。


11時15分。

昼ごはんの時間になっても

あまり動きがない子どもたち。

自分もお昼を買いに行き

戻ってくると

下駄箱で小1、小2の

男子2人にすれ違う。
何買いに行くの?

と聞いてみると

「決めてなーい!」と

ニコニコしながら

買い物に出かける2人。


昼ごはんを食べていると

少しずつ子どもたちが

調理室に入ってくる。


ここから

子どもたちそれぞれの

多様性、主体性

コミュニケーション力に

感動することになる。


鶏肉を買ってきて

何やら料理を始めるグループ。
その後ぞくぞくと

カップラーメン、パスタ

餃子とフライドポテト

鮭の荒汁に寿司(ちゃんと握る)

のグループまで。


ラーメンさっと食べて

終わる子もいれば、

韓国風味付けの

唐揚げグループは

2時間近くをかけて料理し

食べ始める頃には14時を回った。


正直、驚いた。


カップラーメンより楽であろう

出来合いのもの(おにぎりやお弁当)を

買ってくる子が1人もいない。

 

ご飯を炊いて

おかずを作って

食べる。


誰が用意するわけでなく

自分のご飯を自分で作って

友達と作って、ただ食べる。


「飯を作ろう 1人作ろう」 (星野源)


が、この子たちはもう

当たり前にできるのか...!  



物々交換

誰が何個食べるか話し合う

途中何かの理由で

泣き出した子がいても

騒ぎ立てるでもなく

みんな当たり前に

受け止めたり

流したりしながら

背中をさすってあげたりして

いつの間にか泣いていた子が笑う。 


ご飯を食べたら

アイスやおやつ。
それぞれ好きなものを

食べながら、喋る喋る。



エネルギーの交わし合い

コミュニケーション

スキルの高さ。 
そんなことが、

ただ当たり前に

目の前で行われていた。



=====


15時前、帰りがけ。


一緒に見学にきた我が子と

「モリコロパークに寄って帰ろう」

と話していたら

「モリコロ行くのー?」

と何人かの男の子

(小学中学年くらい)が

声をかけてくれる。


行き方をめっちゃ

教えてくれた後

「あ、紙に書くわ!」

と書き出したかと思えば

「いや、あそこわかりにくいし

そういえば俺たち道一緒だから

連れてってあげるよ!」

と一緒してくれることになった。


帰り道の子どもたちにも

驚くことたくさん。


私が切符を買うの

を待っていてくれる子もいれば

ICカードで先に行く子もいる。


ホームに行くと

数人はもういなくて

「あいつら先行ったかー」と

それも普通に受け止める。


いつもは歩く一駅分を

お小遣いの残りを計算して

「今日は90円使うことにする」

といって一緒に

電車に乗った子もいた。


乗り換え駅に行くと

「待ってたー!」と

先に行った子たちが

ばらばらと出てくる。


一駅分歩いて

乗り換え駅から合流した子と

電車に一緒に乗ってくれた子が

兄弟だったと後から知って驚いた。


兄弟だから

一緒に行動するわけじゃなく

弟だからお兄ちゃんについて

行くでもなく

全員が自分の責任で

動いている。


通い出して日が浅い子が

「おれ降りる駅の名前がわかんねえ!」

とソワソワしだす。

「モリコロ通るの?! どっち方面なの?! 

おいおい大丈夫かよー」と

みんなでわいわい言いながら

「うん、あっち行ってこっちいって

あの建物が見えてから降りるから

その方面で大丈夫なはず、、」

と不安気なその子。


子どもたちは

家を出てから帰るまで

全て自分の意志の中で

動き続けている。


与えられた枠が

ないわけではないけれど

それが最低限。

 

常に「自分はどうするか」

の選択の連続だろう。

それってものすごくシビアだ。


最後まで一緒だった子と別れる時

「気をつけて行ってきてくださーい!

転んだりしないようにねー!」

とその子が言った。



個々に存在しながら

つながりあって生きることを

日々やっている子どもたち。  


ここには、「みんな一緒に」

とか必要以上の「気遣い」

とかない。

でも、思いやりに

溢れている感じ。


社会がどうなろうと

きっとこの子たちは

たくましく生きていくだろうと思った。


=====

 


自分の子どもたちの

教育の選択や

教育委員会とのやりとりに

迷いに迷っていたけど

それは「どういう力を

身に付けさせたいか」

というその視点が

私の中になかったから

だと思った。  


ツクルスクールには

「教育の方針」があって

それを親が選んでいる。


それは、明らかに

不登校支援の場でも

ホームスクーラーの

居場所でもない。


親がホームスクールで

できるものともまた

明確に違うことがよくわかった。



教育を選択する親としても

いつか子どもたちとの

場所を作りたいという

想いがある身としても

見学させてもらえて

本当に有意義でした。


学校の先生たち

スクールカウンセラーさん

先生を目指す大学生

子どもたちの未来を想う人、

みんなみんな、

一度行ってみて! 

と感じる場所でした。


一尾さん、スクールのみんな、ありがとうございました! 

(2021年1月記)
 

 

 

 

サムネイル

​見学に行った時に書いたレポートを

そのまま転載しました!

 

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市民立小中学校 「瀬戸ツクルスクール」
https://setotkrschool.jimdofree.com/