気がつくと
弊店オープン1周年は間近。

しかしながら感慨深いとかそういった感傷に浸る感覚は湧いてきません。

ただ ここ数年での印象深い実体験が

無意識下でこの1年のアクションのベースになっていたように思います。



今回はその中から
これから確実に迎える超高齢化社会に関するもの2つを取り上げさせていただきます。


ひとつめは
余命2、3日前に病室でさせていただいたお顔そりです。


いつも来店いただいている方のお父さんのお顔そり。



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なぜカットではないのか?

それは治療の副作用ですでに髪が抜けていたからです。

連絡をいただいた夜、
いつ亡くなってもおかしくない状態ということで
翌早朝に病院に向かいました。

病院内の末期の方々専用のフロアの個室へ。

エレベーターの中では
なんと話かけさせていただこうかと考えていました。

そして部屋に入りご挨拶。

お父さんはやはりだいぶ痩せておられました。
ご家族もいらして
間近に別れが迫っていることを受け入れているかのように 軽妙に会話をされていました。


私はその空間に入った瞬間

こんな風に話かけようなどとエレベーターの中で考えていたことがスッと消えました。

話かけようとすれば安っぽく感じてしまうような
言葉に発すると全て軽々しく感じてしまうな
感覚でした。

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その時感じたことは


自分は医師ではないので治療はできない
家族ではないので何と言葉にしていいのかわからない
今自分が唯一できることは
文字通りこの世の最期をキレイな顔で全うしていただくことのみ
ここに集中だと。


その後記憶に残っているのは
痩せて顔の起伏があるので肌をなるべく伸ばして平らにしてお剃りしたことと

鼻からの酸素吸入を外し
鼻毛のカットを念入りにしたので苦しいのではないかと途中感じたことです。


亡くなるひと月前には

かつて家族でよく行った、
父が連れて行ってくれたラーメン屋で

最期のラーメンを食べたというエピソードもお聞きしました。

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昨年出店するにあたり
浮かんできた社是


"All for thanks

失敗や成功の中から深みを学び
強みを見つめ強みに生きる"



この実体験とも繋がっていると
こうしてブログを書きながら気がつきました。




もうひとつの実体験、
長くなったのでこちらは次回に。