実車取材をしてテンション高めのうちにどんどん進めましょう。
帰宅してまずやることはたくさん撮った写真を使って簡易3Dデータを作り平面図レンダリングを作ります。
それをFUSION360にキャンバス(下絵)として取り込み配置。
これは写真ではなく3Dレンダリングになります。
大まかな形をフォームモードで下絵をなぞりながらモデリング。ここではフォームモードの細かい説明は省きます。
そのあたり、もし興味があるようでしたら月刊モデルアートで毎月連載中の「秋葉さんの3D講座」でも見てやってください(宣伝ですw)
毎月少しづつですがFUSION360で模型を作るテクニックを紹介しています。
フォームで作った形を確認するためにパネルラインやウインドウ、ヘッドライトなどのパーツをボディにケガいてみます。
スケッチ描いて「面を分割」して「外観」で色分けします。このクルマみたいに2トーンカラーだとボディの断面が見やすいくてやりやすいですね。
例えばヘッドライトは正面から見ると正円なので正面スケッチから正円を押し出してみて側面から見たときの形を側面図で答え合わせします。違っていたらフォームに戻って微調整。これを繰り返していくと少しづつ正確な形に近付いていきます。
簡単に終わらせましたが全体の作業の7割はここまでのフォームモードで行って戻ってをしてますね。写真とにらめっこしながら100時間以上はかかってると思います。いくら仕事とはいえ好きなクルマじゃないと続かないんですよね。
苦労の末に(いや、楽しくてやめられない作業)出来上がりました。これで一応ボディ形状はOKとしましょう。
ここでOKといってもFUSION360には履歴があるので後から直すこともできるんです。便利便利!
可愛いですね~何度もレンダリングしてニヤニヤしてます。
でもこれはまだ薄皮一枚のクリヤボディ状態なのでこの次回はソリッド化してプリントできる状態までもっていきます。