今年もあの日がやってくる
女性社員の二人は
楽しくミーティングをしていた
今年は何にしようかとワクワクしていた
男性社員の喜ぶ姿が見たいね
部長と社員が話ていた

普段、自分たちに気を使っているだろう
男性社員へねぎらいをしたかった
バレンタインデーくらいしか
改めてする機会もないので
楽しみにしていた
わざわざ、お返しをくれる男性社員とは
飲み会でも話のネタになり
親しくなれるきっかけにもなる
そんな色々な思いを込めて
各社員にチョコを配るときにつける
メッセージを書いていた。

明日が楽しみだった

・・・・・・

また、今年もこの日が来たか
男性社員深刻にミーティングをしていた
なんとか良い方法はないか
勘弁して欲しいと毎年思うよ
と口々に話をしているがまとまらない

実は、男性社員の所属する部署には、
女性が二人
毎年、バレンタインデーにチョコをくれる
しかし、
もらいたいと思う人はいないのが現実だ
二人の女性は 
既婚で特に害があるわけではない
しかし、問題は
そのうちの一人が我が部署の部長であった
もう一人は、男性社員よりも年上であった
だから、余計にバレンタインなど、
放置してくれたらよいものの
部長ともう一人の女性と合同で、
各社員にチョコを配り
一筆つけてくれる。
感謝の気持ちよというが・・・
男性社員は不幸の手紙に見える?

男性社員は、
感謝気持ちでもらうのは嬉しいが
問題は、お返しだった。
お返しをしなかった場合は、
なんとなく隔たりが残り
勝手にギクシャクしたような雰囲気になる
お返しをするにしても、何を購入する?
 
男性社員は、全員で話し合い、
お返しをしようと話をしたことがあった。
全員でお返しした場合には、
それなりのものでないと釣り合わないし、
手頃な物がない
しかし、
例年行われている個々のお返しを、
止めるのも気が引ける
結局、有耶無耶のまま今に至っている。
そんな理由から、
ありがたいと思う気持ちはあるが
バレンタインはいる?
という思いがあった

しかし、時間は過ぎていく
もうすぐ、バレンタインだ。
連日のミーティングで疲れていた。
今年は、どうしたら良いというのだ。

・2人に感謝はしている
・お返しと言う行為に気を使う

この二点の改善するためには
男性社員は、みんなでついに決断した。
勝負は当日だ

決戦の朝がきた。
男性社員は、バレンタインデーの朝に
早く会社に集まった。
二人の到着を待ちかねていた。

ついにきた!

男性社員全員で挨拶をした。
「いつも、ありがとうございます。
感謝しています。」
そして、代表社員が、
同時にチョコをプレゼントしたのであった。
「海外では男性から送るのが普通のようです。」
とメッセージを添えた。
ちょっとしたサプライズになったか・・・