私達アラフィフ世代が乙女だった頃、「文通」が流行っていた。
少女漫画雑誌の読者投稿ページには「ペンフレンド募集」コーナーがあり、自己紹介文と共に自宅の住所までシッカリ掲載されていた。
掲載されるのは少数、ラッキーな人。
文通をしたいと思っている多くの人はその掲載された人の中から気が合いそうな相手を探し手紙を出す。
返事を貰い、割と長く文通した同い年の女の子がいたのだけど、彼女が言うには本当にドッサリ手紙が届いたそうだ。
授業中はクラスの仲の良い子や部活の友達に手紙を書いていた。
カワイイ便箋に書いて、セーラー服みたいに折るのも流行っていた。
交換日記も流行った。
一緒にノートを選んで買い、毎日何回も交換することもあった。
１対１でなく３人でした交換日記もあった。
…これ、ツールが「紙」なだけで、若い女の子がしていることは昔も今も一緒だな。
SNSの発信パワーには負けるけれど。
昔も今も、女の子はお喋り好きで誰かとずーっと繋がっていたい生き物だ。
懐かしくなって折ってみた。意外と覚えているもんだ。
