この情報は、iPhone Maniaさんのブログで知りました。

 

 

折りたたみiPhone(仮称:iPhone Fold)のメインディスプレイについて、OLEDディスプレイパネルを超薄型ガラス(UTG:Ultra Thin Glass)と超薄型フレキシブルガラス(UFG:Ultra Thin Flexible Glass)で挟み込む構造を採用し、耐久性の向上と折り目の目立ちにくさを両立するとの予想が、中国SNS「Weibo」に投稿されました。

 

折りたたみスマートフォンでは、ディスプレイの耐久性と中央部の折り目の処理が製品完成度を大きく左右します。

 

今回の情報が事実であれば、iPhone Foldはこの2つの課題に対して、従来とは異なるアプローチで対応する可能性があります。

 

UTG/UFGによるサンドイッチ構造のメリットとは

今回伝えられたのは、折りたたみOLEDディスプレイパネルをUTGおよびUFGで挟み込む、いわばサンドイッチ構造です。

この構造のメリットとしては、主に次の点が挙げられています。

  • 折りたたみOLEDディスプレイパネルがヒンジと直接接しないため、負荷が軽減され、耐久性向上が期待できる
  • 表面のUTGまたはUFGにより、耐擦過性の向上が見込まれる
  • ディスプレイ内部と表面の2層構造が、中央の折り目を目立ちにくくする方向に働く

折りたたみスマートフォンでは、表面保護のためにUTGを採用する例はすでに一般的です。

 

しかし、ディスプレイ内部側にも同系統の素材を組み込むという見方は、これまであまり多く聞かれませんでした。

内部にもUTG/UFGを使うことでヒンジ設計の自由度が増す可能性

ディスプレイ内部側にUTGまたはUFGを配置することで、ヒンジ周辺の構造設計に新たな自由度が生まれる可能性があります。

 

これまで噂されてきた通り、iPhone Foldではヒンジ素材としてアモルファス合金が採用される可能性があります。

 

もしディスプレイが内部層によって保護される構造になれば、ヒンジとディスプレイの干渉を抑えつつ、より耐久性を重視した設計が可能になるかもしれません。

 

折りたたみ機構では、ヒンジの強度だけでなく、ヒンジとディスプレイの接触部にかかる応力をどう処理するかが重要です。

 

内部層の追加は、その弱点を補う手段として理にかなっています。

折り目低減にも有利に

今回の2層構造は、メインディスプレイ中央の折り目を目立ちにくくする点でも有効とみられています。

 

これまでiPhone Foldの折り目対策としては、Appleが出願した特許をもとに、ディスプレイ中央の折り曲げ部内部に配置したポリマー素材が、展開時に内側から折り目を押し上げるように作用するのではないかと推測されていました。

 

しかし、UTG/UFGの2層構造が採用されるのであれば、よりシンプルな構造で折り目対策を実現できる可能性があります。

 

構造が複雑になるほど長期使用時の劣化要因も増えるため、部材構成を簡素化できるのであれば、耐久性の面でも有利です。

Appleの既存特許より実用性を重視した構造か

今回の予想が興味深いのは、これまで知られていたAppleの特許よりも、実際の量産製品に適した構造に見える点です。

 

従来推測されていた特許ベースの構造では、折り目の見え方には対応できても、ヒンジと接する部分での耐久性向上までは十分に考慮されていないように見えました。

 

それに対し、UTG/UFGの2層構造であれば、

  • 折り目低減
  • 表面の耐擦過性向上
  • ヒンジ接触部での耐久性向上

を同時に狙える可能性があります。

 

 

写真元:Apple Cycle(@theapplecycle)/X数码闲聊站Digital Chat Station)/Weibo

 

 

またね。