この情報は、気になる、記になる...さんのブログで知りました。

 

 

Appleが今年4月にApp Storeのガイドラインを更新し、レトロゲーム機のエミュレータアプリの配信を許可して以降、多数のゲームエミュレータがApp Storeに登場していますが、今度は初のPCエミュレータがApp Storeに登場しました。

 

配信が開始されたのは「UTM SE」というレトロPCエミュレータで、クラシックなソフトウェアや古いゲームを実行することが可能で、オープンソースのプロセッサエミュレータ「QEMU」を使用し、x86、PPC、RISC-Vアーキテクチャをエミュレート可能です。

 

実際にダウンロードして使用してみましたが、「UTM SE」をダウンロード・インストールしただけで出来ることはほぼなく、各種設定などを自前で行う必要があり、公式サイトよりビルド済みのパッケージをダウンロードすることも可能なものの、きちんと設定しないと動かないようで、より詳しいユーザー向けとなっています。

 

 

同アプリはAppleのポリシーによりJITコンパイラを使用できないため、当初はパフォーマンスに問題があった為、開発を継続するつもりがなかったようですが、その後、別の開発者の協力でこの問題を回避出来た模様。

 

なお、「UTM SE」はApp Storeから無料でダウンロードでき、ファイルサイズは1.7GB。実行にはiOS 14、iPadOS 14、またはvisionOS 1.0以降が必要です。

 

 

またね。