この情報は、iPhone Maniaさんのブログで知りました。

 

 

インド当局は、Google PlayストアやApp Storeに代わる、第3の選択肢となるアプリストアの創設を検討していることが明らかになりました。

 

インド政府は、政府系アプリの配信元として独自のアプリストアをすでに保有していますが、当局はこれをスケールアップさせ、AppleやGoogleと競合する規模に押し上げる大胆な計画を検討している、とインドメディアThe Economic Times(ET)が伝えています。
 
インドの高度コンピューティング開発センター(CDAC)が開発したインド政府のアプリストアでは現在、eガバナンスアプリ「Umang」や、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)接触確認アアプリ「Aarogya Setu」、ストレージアプリ「DigiLocker」などのアプリが配信されています。

 

しかしながら、信頼されるアプリストアを作るのは並大抵のことではない、と専門家から厳しい意見も寄せられています。
 
「アプリストアの立ち上げは、ショッピングモールを作ることに似ており、政府は非常にうまく運営を手助けする必要がある。GoogleやAppleのものと比べても見劣りしないものでなければならない」と、政府関係者の一人は述べています。
 
ETによれば、国内の企業家たちから政府のアプリストア創設を手伝わせて欲しいと嘆願書が届いているとのことです。

 

Googleが今後デジタル製品に対して30%の手数料の徴収を厳格化すると発表したこともあり、信頼できる新たなアプリストアの構築が望まれているようです。
 
米テック企業家で研究者のヴィヴェック・ワドワ氏は、政府主導ではなく、開発者と企業家によってアプリストア創設は可能とコメントしており、「労働力をクラウドソーシングに頼れば、手数料を2%に抑えてもプラットフォームを維持できる」と独自の意見を述べています。

 

98%の国内市場シェアを占めるGoogleのAndroidと対抗するには、それ相応のアプリ開発ツールの提供と、マルウェアの排除が鍵になってくると、業界関係者は述べています。
 
「Googleのライブラリは開発者にとって使用するのが容易であり、代替サービスを提供するのは難しい」と、テクノロジーコミュニティプラットフォームHasGeekを運営するアナンド・ヴェカタナラヤナン氏はコメントしています。
 
加えて、「信頼できるアプリのみの配布を行うのはさらに難しい」と同氏は続けています。

 

「ストアに掲載されているアプリは、トロイの木馬やマルウェアが含まれておらず、信頼できるソフトウェア開発者や組織によって開発されたことを確実にしなければならない。Googleでさえもユーザー信頼の問題を抱えている」
 
 
情報元:The Economic Times

 

 

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