この情報は、iPhone Maniaさんのブログで知りました。

 

 

移動体通信の通信技術および半導体の設計開発を行う米Qualcommは、現地時間の2月18日に5G対応の新モデム「Snapdragon X60」(Snapdragon X60 5G Modem-RF)を発表しました。

 

同モデムが搭載されたスマートフォンの発売は早くても2021年になってからといわれていますが、将来的にiPhoneにおそらく搭載されるだろう、とオンラインメディアMacworldが独自の意見を述べています。

 

Macworldによれば、Qualcommの新モデム「Snapdragon X60」は、すでに5Gに対応しているSamsung Galaxy S20などの端末向けではなく、iPhoneのために作られたとのことです。
 
Snapdragon X60は、すべての帯域の5Gに対応した初めてのモデムチップで、ミリ波とサブ6GHzの両方を使用できます。

 

最大アップロード速度は7.5Gbps、最大ダウンロード速度は3Gbpsとなっており、5Gネットワークで理論上可能とされる速度よりも速い通信が可能です。
 
また、QualcommのSnapdragon X60は、5nm(ナノメートル)プロセスルールで生産されたモデムチップであり、Appleを含める他社がこのレベルに追いつくにはかなり時間がかかるとみられています。

 

今年の発売が予定されているiPhone12は、5G対応となることはほぼ確実とされていますが、どのモデムチップが搭載されるかは定かでありません。
 
Qualcommは、Appleが求めるより小さく効率的なモデムをSnapdragon X60で実現していますが、生産はiPhone12には間に合わないとされています。

 

また、アンテナのサイズの問題はまだ解決されておらず、QualcommはX60モデムに合うアンテナを開発中であるとのことです。
 
Appleは、iPhone12に自社開発の5Gアンテナを搭載する見通しであると先日米メディアFastCompanyが報じたばかりです。

 

なお、モデムは、Qualcomm製のものが採用されると同時に伝えられています。
 
 
情報元:Macworld
写真元:Qualcomm

 

 

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