この情報は、iPhone Maniaさんのブログで知りました。
Huaweiは9日、独自OSとして「Harmony OS(鴻蒙OS)」を発表しました。
貿易摩擦で米中の緊張が高まるなか、同OSはHuaweiによる“脱Android”の契機として注目を集めています。
Harmony OS最大の特徴は「マイクロカーネル・ベース」のOSである点しょう。
マイクロカーネルとは、その名の通りカーネル(中核部分)をマイクロ(必要最小限)に留める概念です。
安全性や柔軟性に富んでいる他、懸念だった処理速度の遅さも近年は克服傾向にあるため、Googleもマイクロカーネルの「Fuchsia OS」を開発中です。
したがって、Harmony OSは、スマーフォンを始めとし、スマートウォッチ、テレビ、スマートディスプレイ、カーデバイスなど、様々な用途に活用できるのが強みです。
発表では、早速「Honor Vision TV」への搭載が予告されました。
また、AndroidやWindowsが利用不能になる日に備え、Harmony OSが2年前から「プランB」として開発が続けられており、2020年にはバージョン2.0、2021年にはバージョン3.0のリリースを計画していることも明らかになりました。
しかし、Huawei独自のOSは、もともと同社に対する米禁輸措置のなかで注目を集めていました。
米政府が、Huaweiと関連企業を禁輸リストに加えたために、GoogleがAndroidを提供しないことを発表、Huaweiは実質的に海外市場から締め出しを食らうこととなりました。
これによって、Huaweiの端末では、オープンソースのAndroidこそ利用できるものの、Google PlayやGoogleマップなどの利用ができなくなります。
このまま行けば、「Mate 30」シリーズがAndroidではなくHarmony OSを搭載することになるだろう、とニュースサイトXDA Developersも予測しています。
ところが、今回の発表でHarmony OSが採用されたデバイスは、スマートフォンではなくスマートテレビでした。
発表を行ったコンシューマー・ビジネス部門のリチャード・ユー最高経営責任者(CEO)は、「1日~2日でAndroidからHarmonyへ乗り換えられる」と胸を張りますが、スマートフォンでは引き続きAndroidを選択肢として残したいとの思惑も背景にはありそうです。
これについては、先日も、リン・ファ(梁華)会長が「今後スマートフォンOSとして開発するかどうかは決めていない」、創業者のレン・ジェンフェイ(任正非)氏が「GoogleがHuaweiからOSを引き払うとなれば、エコシステムの構築から始めなければならないだろう。我々は、未だに明確なプランを有していないからだ」と相次いで発言したことからも明らかでしょう。
情報元:XDA Developers(1),(2)
またね。


