この情報は、iPhone Maniaさんのブログで知りました。

 

 

一部のMacBookやiPadに使用されている「IGZO」ディスプレイのサプライヤーとして、中国企業であるBOE Technologyが新たに加わる見通しであることが分かりました。

 

「IGZO」ディスプレイの供給は現在、Foxconn傘下のシャープによって賄われていますが、サプライヤー事情に詳しいDigiTimesが報じたところによると、Appleは新たに「IGZO」のサプライヤーとしてBOEを加えるつもりのようです。
 
2018年第2四半期(4〜6月)において、iPadの出荷台数は前年同期比1%増の1,160万台となった一方で、Macは14%減の370万台に留まりました。

 

しかし、今年は廉価版のMacBookや新型iPad Proなどの登場が控えていることなどから、需要増に伴って安定した供給を図るのが狙いだと考えられています。
 
すでに、BOEは、iPadとMacBook向けに液晶ディスプレイを供給していますが、「IGZO」の供給にも手を拡げることで、一層Appleにとって存在感を増すこととなりそうです。

 

もっとも、BOEは、「IGZO」ディスプレイだけではありません。
 
iPhone XやiPhone XSにも使われている有機EL(OLED)ディスプレイについても、本格的な生産ラインを構築し、Appleへの供給を打診しているとされています。

 

現在、iPhone向けOLEDはSamsungの独占供給となっていることから、Appleとしても調達コストを下げるうえで、BOEの参画は好ましいに違いありません。
 
また、「折りたためるスマートフォン」に用いられるフレキシブルOLEDの開発も本格的に行っており、最近も同OLEDを搭載した次世代スマートフォンをイベントでデモンストレーションしたばかりです。
 
 
情報元:DigiTimes,AppleInsider

 

 

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