この情報は、iPhone Maniaさんのブログで知りました。
アクティブディスプレイの領域を最大限確保するため、「iPhone X」の採用によって一気にメジャーとなった「ノッチ(切り欠き)」デザインですが、まるで“雨後の筍”のように続々と「iPhone X」に酷似したスマートフォンがAndroidから登場しています。
Appleは、彼らを訴えることができるのでしょうか。
最近、中国のネットではスマートフォンに対して「审丑疲劳」という見方があるそうです。これは直訳すれば「審“醜”疲れ」といったところで、「iPhone X」のような「美しくない」ノッチ(刘海:「前髪パッツン」の意)デザインが余りにもAndroid陣営から乱発された結果、評価するのに疲れてしまったというわけです。
下記は現在、「iPhone X」に似たデザインを採用している主だったスマートフォンも一覧です(iPhone Xを含む)。
しかし、ここまで多くのスマートフォンが「iPhone X」に追従しているとなると、ひとつの疑問が沸き起こります。
これは、Appleの持つデザイン特許を侵害していることにはならないでしょうか。
事実、2016年11月に米国特許商標庁(USPTO)に対し、Appleは「iPhone X」の前身とも呼べるデザインの権利を申請しています。
中国で申請したのは2017年4月で、国内ベンダーであるOPPOやXiaomiの同様の権利よりは遅いものの、専門家によるとアメリカでの申請日が基準となるそうです(下記画像はOPPOが申請した特許)。
したがって、iPhoneのホームボタンを含むデザインについて、Appleが何年にも渡ってSamsungと骨肉の争いを続けていることを思えば、Android陣営にも同様の訴えを起こすことはできそうなものです。
それでも、中国メディアのIT時報は「ノッチの形状とデータが極めて酷似していて初めて、権利を侵害している疑いを持つことができる」と指摘し、Appleが他ベンダーを訴えることは現実的には難しいのではないかと指摘します。
また、ノッチというデザインを回避して、カメラやセンサーを搭載するのが難しいことも、訴訟の難しさの一つです。現に、ノッチに頼らずベゼルレスデザインを採用しているのは、XiaomiのMi MixシリーズやSamsungのGalaxyなど一部だけです。
さらに、Androidのスマートフォンメーカーに言わせれば、彼らが使っているのはあくまでも「別のディスプレイデザイン」の特許だそうです。
つまり、先述したOPPOならば自前の権利ですし、特許を持たないそれ以外のメーカーにとってもサプライヤーが取得したデザイン権利なので、単にそれらを使っているに過ぎないというわけです。
情報元:威锋网,BGR,Sangbe
またね。




