この情報は、iPhone Maniaさんのブログで知りました。

 

 

「iPhone7」用「のA10」プロセッサを独占受注している半導体メーカーの台湾TSMCが、次世代半導体製造に向けて新工場を建設する計画です。

 

AppleやQualcommなどを顧客に持つ世界最大の半導体メーカー台湾TSMCが、50〜80ヘクタールの広大な土地に5,000億台湾ドル(約1兆8,000億円)を投じた新工場の建設を計画している、とNikkei Asian Reviewが報じています。
 
台湾TSMCの広報担当者は、5nmや3nmプロセス技術での製造を想定していることを認めています。

 

半導体の基板上の回線の太さを示すnm(ナノメートル)は、数字が小さいほど高密度化による小型化が可能となり、各メーカーは、微細化技術を競っています。

 

「iPhone7」に搭載されている「A10」プロセッサは、16nmプロセス技術で製造されており、台湾TSMCは、2017年前半には10nmでの製造を予定しています。

 

台湾TSMCの広報担当者は、新工場の建設や稼働時期については回答を拒否しています。
 
しかし、台湾の科学技術省のヤン大臣は、台湾TSMCは新工場を台湾南部の高雄に建設し、2022年に製造を開始する計画だ、と地元メディアに語っています。

 

TSMCは、大規模な設備投資により、ライバルであるSamsungやIntelに先行したい考えです。
 
しかし、新工場で製造される製品を購入できるのは、AppleやQualcomm、Nvidia、HuaweiやMediaTekなど、資金力のある一部顧客に限られるだろう、とIndustrial Technology Research Instituteのアナリスト、ジェリー・ペン氏は指摘しています。
 
台湾TSMCは、世界に470社の顧客を持ちますが、売り上げの約16%はAppleとQualcommの2社から得ており、新工場は事実上、受注獲得が業績を大きく左右する大手2社のため、と言えるかもしれません。

 

2015年に発売された「iPhone6s」に搭載された「A9」プロセッサでは、韓国Samsung製は台湾TSMC製よりも電力消費が激しいとされ、「チップゲート」問題として話題となりました。
 
ライバルでもある韓国Samsungへの依存度を引き下げたいAppleは、この騒動に懲りたこともあってか、「iPhone7/7 Plus」の「A10」プロセッサはすべて台湾TSMCに発注しています。
 
台湾TSMC の株価は、「iPhone7/7 Plus」の好調で最高額を記録したほか、創業者の張忠謀氏は、2017年の「iPhone8」用の「A11」プロセッサも独占受注する、と強気の見通しを語っています。

 
 
情報元:Nikkei Asian Review

 

 

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