この情報は、engadgetの記事で知りました。
「Facebook Messenger」の会話内容の暗号化機能が、すべてのユーザーで利用可能になりました。
Facebookは、傘下のチャットアプリ「WhatsApp」で、まず4月からエンド・ツー・エンドの暗号化機能を導入しており、「Facebook Messenger」でも7月から順次対応ユーザーを拡大していました。
「WhatsApp」では、ユーザーは何も考えずとも会話内容が暗号化される仕組みですが、「Facebook Messenger」の場合はオプトイン方式を採用しており、ユーザーは自身で「秘密のスレッド」機能を選択して使うことになります。
具体的な手順としては、まず設定メニューからを「秘密のスレッド」がオンになっていること確認します。
たとえば、「iOS」版「Facebook Mesenger」の場合は、アプリを開いて右下にある「パーソナル」アイコンをタップ、設定メニューの中ほどにある「秘密のスレッド」から、「秘密のスレッド」トグルスイッチをオンにすれば、暗号化した会話もそうでない会話も表示することが可能になります。
デフォルトでは、「秘密のスレッド」のトグルスイッチは、「オン」になっています。
実際に、暗号化した会話をするには、ユーザーは明示的に「秘密のスレッド」で会話を始めなければなりません。
そのためには、相手を選んでチャット画面を開き、画面上端の相手の名前をタップします。
「連絡先」ページからメニュー中ほどにある「秘密のスレッド」を選択すれば、暗号化した会話を開始することができます。
もう少し簡単に暗号化した会話をしたければ、ホーム画面の右上にある新規メッセージアイコンをタップし、遷移した画面の右上に表示される「秘密」の文字をタップしてから相手を選択すれば、その相手との暗号化した会話を始められます。
どちらの方法も、微妙に手間がかかるため、わざわざ会話を暗号化しようと思わないユーザーも多いかもしれません。
では、なぜこのような仕様になっているのかといえば、すべて自動的に暗号化する仕組みを採用した「WhatsApp」アプリで、麻薬犯罪組織の捜査に関して、Facebookは捜査当局に求められたチャットログの提供ができず、当時のFacebook副社長が逮捕される問題が発生した経緯があるからだそうです。
「Facebook Messenger」では、同じ轍を踏まないよう、暗号化をオプトイン方式にしたと考えられます。
とはいえ、せっかく安全な会話が可能になったからには、それを使うほうが無用なトラブルを避けられると考えておくほうが身のためかもしれません。
「秘密のスレッド」には、会話内容をタイマーで自動的に削除する機能もついています。
他人(または家族?)にバレてはいけないデリケートな内容の会話をするには、最適な機能と言えそうです。
ちなみに「秘密のスレッド」機能は、「iOS」版および「Android」版のモバイルアプリでの提供となり、記事執筆時点ではブラウザー版での利用はできません。
またね。



