この情報は、ReadWrite.jpの記事で知りました。
英国のEU離脱問題で、世界は未だ混乱の様相を見せていますが、米上院議員への支給を停止する「Blackberry」にとってその問題は二の次だろう。
日本だけではなく、海外でもシェアを減少させている「BlackBerry」、多くの人はすでに「iPhone」や「Android」に乗り換えているのだからだそうです。
だが、そんな「BlackBerry」にも、まだ起死回生のチャンスはあるそうです。
もっとも重要なチャンスは、「IoT分野」にあると予想できるそうです。
なぜならば、あらゆる企業が、「IoT戦略」を持っているフリをしている中、「BlackBerry」は「IoTビジネス」を成立させる上で必要となる材料を確かに持っていると言えるからだそうです。
正直な話、ベンダー、あるいはブロガーとして、「BlackBerry」のことを最後に考えたのは何年も前のことだそうです。
彼らの携帯を使いたいとも思わず、かつて力のあったこの企業について記事を書く気すら出なかったそうです。
そのため、ラリー・ディグナン氏の「BlackBerry Radarが巻き返しの材料になる」という記事を読んだ時、驚きはしたものの、興味をそそられたそうです。
ディグナン氏は、賢明な男だ。
そんな彼が、なぜ終わった会社の遺物について記事を書くのだろうか、と。
「BlackBerry Radar」は、「エンドツーエンドのIoTをベースにした、トレーラーやコンテナの位置情報をモニタリングするシステムで、タイムリーかつ即座に使えるデータを安全なオンラインポータルを通じて運輸の管理担当に提供するもの」だそうです。
一言で言うと、運輸業界のニッチをついたものだということだと言えるそうです。
「BlackBerry」のCEO、ジョン・チェン氏は、「アメリカだけでも300万から1億2,000万のトレーラーが稼働している」とあっさり言うものの、個人的には(そのうち14-20%に遠隔モニタリングサービスが搭載されたとしても)「BlackBerry」にとって投資する価値のあるものとは記者としては思えなかったそうです。
しかし、「BlackBerry Radar」自体が、そこまで興味深いものというわけでもないと思っていたそうです。
どちらかといえば、「Radar」を、「BlackBerry」が数十年提唱し続けてきたシステムの重要性を連想させることのほうが興味深いそうです。
たとえば、チェン氏は、長年取り扱ってきた組み込み型リアルタイムOSの「QNX」が、「BlackBerry」のコネクテッドカープラットフォームの重要な位置を占めることについてこう語っているそうです。
「我々は、車向けエンドツーエンドソフトウェアのアップデートを遠隔で行うためのシステムを構築、運用してきた。
今日の車で使用されているコード量は、6,000万〜1億行ほどになっており、この技術は自動車OEMに欠かせないものとなっている。
我々のソリューションは、自動車業界に積極的なアップデートとメンテナンスを行う手段を提供し、整備工場に持っていく時間の削減に一役買っている。
そして同様に、100カ国以上で5,000万台も携帯のアップデートが日々行われている。」
パワフルで、高度な「IoT運用」に、こういう技術が必要なのだとしたら、その重要性について、これ以上の説明は必要ないだろうということかもしれません。
リンク先の記者は、2年前、「IoTの標準化」が進んでいないことから、「オープンソース」が急を要するものになるという記事を書いたそうです。
そこで、いったような「オープンソース」への傾倒は起こっているものの、開発者や企業が、とりあえず手をつけられるプラットフォームを必要としているのも事実だそうです。
そこに、「BlackBerry」が食い込む余地があるということは、予想できるそうです。
企業は、これまでも「WiFi」を使ったリアルタイムでのロケーション特定や、バーコード、モバイル、GPS絡みの問題を解決するためのシステムを強く求め続けていたそうです。
「BlackBerry」の長年「QNX」を使ったスマートフォンネットワークを扱ってきたという経験は他社に対する武器となるそうです。
「BlackBerry」が、「物流トラッキング」という手付かずの分野に取り組むのは正しい選択かもしれないそうです。
そして、同様のシステムが、全く違った「IoTプロジェクト」で活用できない理由はないと考えられるそうです。
7月30日、新たな「Android」端末3機種のリリースを準備していると明らかにした「BlackBerry」です。
開発コードネームは、それぞれ「Neon」、「Argon」および「Mercury」です。
まず、2016年7月から8月にかけて「Neon」、次いで同年10月頃に「Argon」、その後2017年第1四半期中に「Mercury」が登場する見込みだそうです。
続けて、現地時間5日、モバイルOS「BlackBerry 10」搭載のスマートフォン「BlackBerry Classic」の製造を終了すると発表したそうです。
「OS」そのもののアップデートは、継続すると発表しています。
動き出した「BlackBerry」、その中でも「ニッチなIoT戦略」は、「BlackBerry復活」の兆しを生むかもしれないと予測しているそうです。
またね。

