この情報は、Apple Products Fanさんのブログで知りました。
情報元は、The Motley Foolに掲載されていた記事からだそうです。
Appleは、何をしている会社かと問われれば、今なら「iPhoneの会社でしょ!」、というのが一般的なユーザーの答えになるでしょう。
「いや、「iPad」や「Mac」も販売しているし、4月には新たなカテゴリーの革新的で斬新な機能を搭載した「AppleWatch」が発売されるよ!」というユーザーもいるでしょう。
「iTunes Storeでは、「音楽」や「映画」、「アプリ」などのダウンロード販売もしてるでしょ。」
また、「Apple Storeという直営店を世界中に展開していて、店内には「Genius Bar」という技術的な相談コーナーもあるよね。」なんてところまで答えられたら、もうAppleファンといっていいかもしれませんね。
しかし、The Motley Foolの記事は、上記の答えでは不十分というか、「Apple」という会社が何を販売しているのかを本質的に捉えていないということを理解できますか???
Appleは、確かに革新的な「ハードウェア」を販売していますし、「ソフトウエア」(OSを含む)、「アプリ」、「サービス」などを統合的にユーザー目線で提供しています。
ただ、個々の「商品」や「サービス」をバラバラに提供しているのではなく、「コンビネーション」で提供しているところに、「Apple」特有のブランドカ、ユニークな文化が育まれていると言っていいと思います。
しかしながら、これらも「Apple」製品の「本質」であることはわかっていないと言えますね。
「アナリスト」と呼ばれる人達は、通常「Apple」製品と「ライバル」製品を比較する時に、「スペック」や「価格」などの「数値」に着目してしまうところが商品の善し悪しを決めていると勘違いしていると思います。
ところが、「Apple」製品が、「スペック」的にみて、とり分け優れているわけでもないのに、しかも「高価」であることが表立って評価されています。
「アナリスト」的には、「魅力のない製品」に分類さがちであることが現状ですね。
「アナリスト」だけではありません。
2007年に、初代「iPhone」が「Apple」から発売された時、当時「Microsoft」のスティーブ・バルマーCEOは、「500ドルもする高価なiPhoneが市場で大きなシェアをとれるチャンスはない」と言い切りました。
もちろん、この様に主張したのは、バルマー氏だけではありませんでした。
Bloombergも、「iPhoneはガジェット好きの為の高価なガラクタにすぎない。産業界へのインパクトはほとんどない」と論調していました。
そして、8年後の現在において、初代「iPhone」以降どうなったか、皆さんがまさに目にしている通りです。
「iPhone6」、iPhone6plus」は、過去3カ月で「7,450万台」が販売されました。
この数字は、前年同期比「46%の増加」です。
金額では、512億ドル(約6兆1,440億円)で、前年比「57%増」です。
そう見てくると、Appleユーザーは、決して他社製品とスペックで比較して、「Apple」製品を選んだわけではないということがわかりますね。
ユーザーは、いったい「Apple」の何を見て、お金を払って「Apple」製品を購入しているのでしょうか?
この質問は、「Apple」がユーザーに何を「商品」として売っているのかと、言い換えることができますね。
「Apple」は、「iPhone」という「スマートフォン」、「iPad」という「タブレット」、「Mac」という「パソコン」を販売しているわけではないのです。
これは、「Apple」が販売している商品(デバイス)の「本質」に関わることです。
単なる「物」の販売なら、「高スペック」で、「安い」ライバル製品の方が、性能的には魅力的に見えてしまうことは決まっていることが常識だと考えてしまいますよね。
しかしながら、ユーザーは、「Apple」製品に「魅力」を感じているのです。
それは、「スペック」や「価格」など「数値」では表せるものではないのです。
その「本質」は、目に見えないものであるからです。
「Apple」が売っているのは、いや、「Apple」の商品は、「ユーザーエクスペリエンス」なのです。
「また、それか」と思われた方も多いと思います。
アップルの「iPhone」や、「iPad」、「Mac」は、「Apple」が目に見えない「ユーザーエクスペリエンス」を具現化したモノにすぎません。
ユーザーは、「Apple」製品を使うことによって、「楽しくなる」、「うれしい」、「気持ちが良い」、「満足する」、という様な体験をします。
これが、「ユーザーエクスペリエンス」なのです。
「Apple」ユーザーは、それを体験したくて、多少高くても「Apple」製品を購入したくなるのです。
あなたも身に覚えがあるのではないですか?
「Apple」が、「ユーザーエクスペリエンス」を「商品」としている限り、あなたはまたしても「Apple」製品を購入して、手にしてしまうでしょうね!
何の事かというと、4月に発売されると発表された新しいカテゴリーの革新的で、斬新なアップル独自の「AppleWatch」のことです。
競合他社の「スマートウォッチ」は、これまで目立ってヒットしたものは全くと言っていいほどありませんよね。
しかしながら、4月に「AppleWatch」が発売されたら、また新しい体験がしたくなる新たな環境にユーザーが引き込まれているに違いありません。
考えなくても、そうですよね!!!
またね。

