この情報は、Apple Products Fanさんのブログで知りました。
情報元は、The Guardianに掲載されていた記事からだそうです。
万を持して、ようやくAppleからウェアラブルデバイス「Apple Watch」が発表されましたね。
その結果、大手モバイルデバイスメーカーの「ウェアラブルデバイス」がひと通り出揃ったことになりますね。
英国のThe Guardianが、「Google Glass」と「Apple Watch」を比較して、両者のウェアラブルに対する考え方の違いを指摘しているそうです。
比較記事というと、「機能」だとか、「スペック」を比較して、どっちを買うべきかというような内容がほとんどだと思いますよね。
しかしながら、The Guardianの記事は、「機能」や「スペック」はそっちのけで、「Google」と「Apple」の「ウェアラブルのあるべき姿」を比較しているところがとても興味深い解説になっているそうです。
古代ローマ人の言葉に、「技を隠すのが技である」というものがあるそうです。
意味合い的には、非常に難しく複雑な技術を盛り込んだ製品を作ったら、それを周囲の人に見せびらかす様なことをするのは真の技術ではないということを示唆している言葉ですね。
ギタリストが、難しいテクニックを使って演奏しても、「ここでこんな難しいテクニックを使っています」なんてことを紹介することは決してしませんよね。
淡々と演奏して、評価は聴いた人にまかせるのが一般的ですね。
そうは言っても、「コンピュータデバイスの世界」では、「Apple」も含め製品発表の時に、この小さなデバイスにこんなに斬新で凄い技術を盛り込んでいることや、これを作るのは非常に難しく、苦労しましたみたいなことを紹介することはしないと思います。(ここの見解は、リンク先のブロガーさんとは反対意見で記述しています。)
ただ、「ウェアラブルデバイス」に限っては、そこのところのスタンスが「Google」と「Apple」とでは全く違うポリシーで作られていると言えますね。
「Google」は、この「メガネ型ウェアラブルデバイス」にさまざまなエレクトロニクス技術を詰め込んで、「カメラ」や「ビデオ」、「メール」や「通知」などの機能を使うことができ、確かに魅力的なデバイスであることを強調していますよね。
ただ、気になることは、「メガネ」であるゆえに、周りの人達に「Google Glass」を身につけていることが一目でわかることですよね。
なぜなら、仮想ディスプレイ装置や、ボタンが右側に集中しているため、左右対称でないところが普通のメガネと違うからです。
「Google」にとって、この「ウェアラブルデバイス」は、どこまでも「小さなコンピュータ」であることを誰もが見てわかるデザインにしていることです。
それ以上でも、それ以下でもない、ということがよくわかりますね。
一方、「Apple Watch」はどうでしょうか?
「腕時計型の小さなデバイス」に多くの技術や機能を詰め込んだという点では、「Google Glass」と一見何ら変わりがないように見えますね。
しかしながら、実際には大きな違いがあることを気づいていますか?
それは、「ウェアラブルデバイス」は、身に付けるゆえに、それは洋服や帽子、靴、バッグ、そしてメガネと同様に、「人々の個性を演出するファッション」であるという考え方がユーザー目線でデザインされたデバイスであるということです。
「Apple Watch」は、腕時計型であるがゆえに、あくまで「腕時計」であることにこだわって作られていることは一目瞭然ですよね。
9月の「Apple Watch」の発表でティム・クックCEOは、この「Apple Watch」を腕につけて、プレゼンテーションをしていたそうです。
でも、おそらくほとんどの人々(視聴者)は、それには気づいていなかったと思いますね。
なぜなら、「普通の腕時計」にしか見えないからです。
でも、それが今回のAppleの狙いでもあったそうです。
「技術」や「機能」が詰まった「高性能なデバイス」であるにも関わらず、それを強くどうだ凄いだろうと見ている人々に強く主張していなかったのです。
つまり、デバイスを身につけるという上で、ユーザーにとって重要なのは何か?
それを理解しているかどうかが、「Google」と「Apple」の「ウェアラブルデバイス」をデザインするときの大きなポリシーの違いなのです。
「機能」や「スペック」、「ユーザービリティ」といったことは、従来のスマートフォンやタブレット同様に大切であることは確かです。
しかしながら、「ウェアラブルデバイス」は、それだけではダメだということをアップルは開発当初から分かった上でデザイン設計しているということです。
「ファッション性」や「目立ち過ぎないこと」などの「ファクター」がとても「ウェアラブルデバイス」には重要だということの考え方が両者のデバイスのデザインの違いに反映されていると言えますね。
「Apple Watch」の発表の日に、朝のニュースで「Apple Watch」を目にした会社の同僚から、
「Apple Watchって普通の時計じゃん。新しくもなんともないよね」と言われたそうです。
Appleの狙いは、見事に一般ユーザーの心に的中した応え方を言わせることに成功した様ですね!!!
アップルの「Apple Watch」は、個々の個性を引き出すためのあらゆるファッションにマッチングする形で、身につけているアクセアリーの一部として浸透させることを実現させてしまったと言えますね!
アップルのコンピューターとデバイスの障壁をまた一つなくして、誰もがコンピューターは難しいから使いたくないという意識を払拭させることのステップを一歩ずつ前進させていますね!
またね。

