この情報は、小龍茶館さんのブログで知りました。
Gamma Internationalから流出した研究レポートによると、同社が開発したFinSpyというスパイウェアはAndroidやBlackBerry、そして旧版のWindows Phoneには侵入できるが、iOS(但し入獄=未脱獄)には全く手の打ちようがないという結果が明らかになった、と海外のメディアZDNetが報じているそうです。
Gamma Internationalは、セキュリティ監視用ハードウェアとソフトウェアのメーカーだそうです。
同社の製品である「FinSpy」や「FinFisher」は、監視ソフトウェア(スパイウェア)で、OS上での通話内容や連絡先、そしてその他のデータを盗み出すためのツールだそうです。
「FinSpy」は、行政機関や諜報機関がリモートで携帯電話やスマートフォン、タブレットデバイスに対して、スパイ活動を行う時にも用いられているそうです。
ちなみに、昨年のCitizen Labの報告によれば、この監視ソフトウェア「FinSpy」や「FinFisher」は、25ヶ国(一説によると日本を含む36ヶ国)で監視に使用されていることがわかっているそうです。
特に、バーレーンの民主化運動抑圧に使われたことでも有名だそうです。
「FinSpy」の開発は、Gamma Internationalのドイツ・ミュンヘン支社にて行われているが、イギリスの親会社を通じて「法の執行ツール」として世界中の政府に販売され、主に反体制派グループの活動の監視に使用されているそうです。
なお、「FinSpy」や「FinFisher」についてはNaverまとめで詳細がまとめられているそうなのでご参考までに、リンク先を貼っておきますね。
「FinSpy」は、通話機能を使って携帯電話やスマホの通話やSMS、連絡先情報等にアクセスする権限をとることができ、ターゲットデバイスの正確な位置情報まで監視可能だそうです。
つまり、「FinSpy」は、超強力で有効なために世界中の政府が採用し、その存在そのものが議論の対象となるほどのツールだそうです。
上記のGamma Internationalのレポートでは、各モバイルOSに対してFinSpyが攻撃を行った際の結果を表しており、結果としてAndroid、BlackBerry、Symbian OSとWindows PhoneがFin Spyの侵入を防ぐことができなかったそうです。
このリストは、侵入できたオペレーティングシステムのものであり、iOSもこのリストに名前が挙げられているが、紐なし脱獄(完全脱獄)後のみ侵入可能という条件付の結果となっているそうです。
Gamma Internationalによれば、脱獄しているiOS4.3.x、5.x、6.x及び7.xは、「FinSpy」に侵入される恐れがあるが、脱獄さえしていなければ、「iOS」はやはり現時点で最も安全なモバイルデバイス用オペレーティングシステムだということだそうです。
なお、この表では、最新「iOS」が、「7.1」になっているので少し前(といっても数ヶ月前)のデータではあることですね。
ただ、脱獄していないiOSが完全に安全かというと、もちろんどんなシステムにも「絶対に安全」ということは決してないのが現状だ。
業界内でも、Appleのシステムのセキュリティ性能が高いのは有名だそうですが、しかし以前ジョージア・テクニカルカレッジの研究者がiOSデバイスに侵入に成功したという報告もあるそうです。
また、更に現在ロシア亡命中で元米国NSA/CIA局員のエドワード・スノーデンが暴露したとおり、米NSAは、「プリズム(PRISM)」というシステムを使って世界中の政府の行動を監視し、iPhoneの電源を切ったように見せかけて監視をすることも可能といわれているので、「iOS」は、「FinSpy」や「FinFisher」には、強いが「プリズム(PRISM)」には弱いということになるかもしれませんね。
また、そもそも「iOS脱獄ツール」(例えばiOS7.1.xならPangu、iOS7.0.xならevasi0n)そのものが、世界中のハッカー達が汗水垂らして見つけた「セキュリティの脆弱性」をついた「exploit」を使用してシステムに侵入することで脱獄を可能としているわけで、結局「iOS」にも必ずセキュリティホールがあるのは間違いないということは事実のようです。
とはいえ、現存のモバイルOSの中で、「iOS」が最も安全なのは確かだそうです。
自身の「プライバシー」や「セキュリティ」のために、「iOS」を選ぶという選択肢はありだろうといえるでしょうね。
そして、リンク先のブロガーさんのブログでも、方法を紹介している「iOSの脱獄(Jailbreak、ジェイルブレイク)」は、上記の意味でもセキュリティ・プライバシー上のリスクを負う行為だといえますね。
それなりの覚悟を持った上で、「iOSの脱獄」を完全自己責任で行っていただければと思いますね。(同感)
またね。

