アップル1


アップル2



この情報は、小龍茶館さんのブログで知りました。

中国のApple情報サイト「電玩巴士」の記事によると、28日にApple(アップル)が、「サファイアガラスの耐油性・耐汚れ性塗膜」の技術特許を取得したと伝えているそうです。

この特許申請文書で、Appleはこの技術特許が携帯電話やタブレットコンピュータなどモバイルデバイス上で応用できる実施例と請求範囲が記載されているそうです。

但し、上記の記事では、Appleがどこの国で当該技術特許を取得したのかについては言及されていないそうです。


リンク先のブロガーさんの記事に、この特許の技術的内容が詳細に記載されているので、このブログでも備忘録として記事にさせていただきます。


◎この特許の技術的内容の詳細は、以下の通りだそうです。

Appleによる当該特許の説明文書では、油をはじく耐油性や耐汚れ性が高い塗膜をいかにサファイアガラスパネルの上に適用するかというものだそうです。

ご存じの方も多いと思うが、耐油性・耐汚れ性のある塗膜は、Appleでは既にとっくの昔の「iPhone3GS」から採用されている技術だそうです。

この技術は、油汚れやその他の細かい埃や屑のようなものが、ディスプレイ上に溜まることを防ぐためのものであり、「iPhone3GS」でそれが採用された後、現在まで全ての「iPhone」と「iPad」、「iPod Touch」上で使われているそうです。

しかし、従来「iPhone」等に使われてきたディスプレイの材質「Corning Gorilla Grass(コーニング・ゴリラガラス)」に使われていた塗膜技術が、サファイアディスプレイの材質上では応用できないことがわかっていたそうです。

Appleは、特許文書の中で、サファイアガラスの結晶の構成がガラスとは異なっており、つまりこれまで通常のガラス用に用いられていた「塗膜粘着技術」が使えないと説明しているそうです。

この問題を解決するために、Appleは基層となる「サファイアガラス」のパネルと塗膜の間にもう1枚の「下地層」を挟むとしているそうです。

この下地層には、「酸化アルミ」や「二酸化ケイ素」等の材料を使うとし、またこの2種類の化合物でも可能としているそうです。

それ以外にも、この「下地層」には、「基層の材料と上記2種類の材料の化合物」でも良いとしているそうです。

この下地層には、スパッタリング加工など、PVD(プラズマベーパー堆積)加工、或いはその他の加工技術が用いられると請求範囲を拡張していますね。(既存のあらゆる薄膜堆積技術をカバーしていますね。)

Appleは、「サファイアガラス-下地層-表面塗膜の三層構造のプロセス技術」によって、将来作られるサファイアガラスディスプレイは、サファイアガラスの高硬度と油汚れの付着を防ぐという両方の性質を持ち合わせる特徴を持つことになりそうですね。


現在、次世代「iPhone」とされる「iPhone6」や「次世代iPad」にサファイアガラスディスプレイが確実に採用されるかどうかははっきりしていないそうです。

昨年11月に、AppleはサファイアガラスメーカーのGT Advanced Technologiesに、5.78億米ドル(約578億円)ものサファイアガラス材料を発注している報道があったことは事実だそうです。

また、既にリンク先のブロガーさんのブログ記事で知らせているそうですが、上記2社の共同投資による米国アリゾナ州メサのサファイアガラス工場の写真がリークしており、現在工場の建築・増築を進めつつ、既に製造を始めているという内部情報もあるそうです。

多くのアナリストや内部関係者は、この2社の協力関係が、将来「iPhone」の標準仕様として、「サファイアガラスディスプレイ」が採用されることを証明していると考えているそうです。

アップルの地球温暖化対策の地球にやさしい環境を保全する取り組みは、他社の大手IT企業や半導体製造工場を持っている企業と比較しても、環境影響評価の実績はすばらしいものだと言っていいと思います。

余談:
サファイヤ基板上に異種の材料を堆積させるには、下地層(バッファー層)を挟み込む技術が必要であることを発見したのは日本です。その結果、この積層技術を世の中に発表した日本の某大学(私が研究した成果が基本となっています。)の研究開発が多くの分野で大きな成果をもたらし、いままで不可能であったモノつくりに貢献したことは事実です。

またね。

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