この情報は、Engadget Japanさんの記事からです。
カリフォルニア州サンノゼの連邦地裁で宴もたけなわ (不謹慎) を迎えつつあるアップル vs サムスン裁判によって明らかになった情報だそうです。
アップルのターン!に証拠として提出されたのは、アップルが2010年にサムスンに対してプレゼンしたという「サムスンのスマートフォンにおけるアップル特許の使用」なる文書だそうです。
サムスン製品のどの部分がアップルの特許を盗用している(とアップルが考える)かを、90ページにわたって詳細に示す内容だそうです。
続きに埋め込んだプレゼン文書を眺めると、メッセージのキモは「サムスンはアップルの重要なパートナーである」。
しかし、「Androidプラットフォームは、アップルの知的財産を無許諾で多数使用している」。
さらに、「 Androidは、採用企業に iPhone のプロダクトデザインと戦略を模倣させるように設計されている」。
よって、「アップルからライセンスを得ずにAndroidを採用したサムスンの決定は、より重要なアップルとの関係を損なう」。
アップルとサムスンはさまざまな争点を巡って各国で法廷闘争を繰り広げていますが、今回の米連邦地裁での対決は、「見た目が紛らわしい」という意匠ではなく特許を巡るものだそうです。
しかも、サムスンがどうにかできる特定のアプリのみならず、Androidプラットフォームそのものが、根幹からあらゆるレベルでアップルの特許を使用しているという主張です。
具体例は、アップした画像の中で、掲載した文書の24ページ以降90ページまであるそうです。
アップルが保有する米国および国際特許の内容を挙げて、それぞれAndroidアーキテクチャやソフトウェアスタックのどの層にあたるのか、どの部分が侵害にあたるのかを延々と列挙しているそうです。
表層に近い分かりやすい例では、リストの終端までスクロールするとびよんと跳ね返るバウンススクロール、端末の傾きに応じてディスプレイ方向を切り替える、ほかの場所でもよく話題になるスライドジェスチャでアンロックなどの機能がほとんのがそのまま利用させていることです。
もっと深いレベルでは、たとえば Dalvik VM とコアライブラリからなるAndroidランタイムそのものについて、「オブジェクト指向マルチタスクシステム」(U.S. 5,519,867) やら「動的メソッド解決」(US 6067577)など、OSレベルでのメカニズムについてもアップルの特許に完全に抵触すると主張しているそうです。
つまり、今回の争いは単に「初代 GALAXY S の銀ブチは確かにあんまりだったよね~」といった話に留まらず、もしアップルの主張がそのまま通れば、iPhone や iPadとまったく似ていないどころか携帯電話ですらない家電やロボットに至るまで、Androidをベースにしている端末はことごとくアップルの特許を侵害していると認められる事態になりかねません。
(なおAndroidを巡る特許ライセンスといえば、マイクロソフトはAndroid端末のメーカーに対して、特許使用料を支払うか訴訟かを迫って多数のライセンス契約を結んでいるのはご存じのとおり。
マイクロソフトは、当のサムスンともスマートフォン分野でクロスライセンス契約を成立させており、サムスンのAndroid携帯やタブレットについてロイヤリティー収入を得ています。)
この資料がサムスンに示されたのは2010年の8月だそうです。
それから2か月後の2010年10月には、アップルはこの主張にもとづいて、サムスンに対してスマートフォン1台につき30ドル、タブレット1台につき40ドルのライセンス料金を支払うことを要求しているそうです。
証言したアップルの特許ライセンス担当役員 Boris Teksler によれば、提案には「サムスンが保有する特許をアップルに対してクロスライセンスで提供するならば、ライセンス料を2割引きにしてもよい」とのオプション付きだそうです。
サムスンとアップルが合意に至らなかったのは、いままさに進行中の訴訟が示すとおりだそうです。
週明けの月曜からは、今度はサムスン側の専門家からの資料提示と反撃が始まる予定だそうです。
アップルが提出した資料は、以下のURLで詳細に閲覧できますので、どうぞ!!!
Apple's August 2010 presentation to Samsung on iPhone patents
以上の提出資料を見てわかるように、アップルが絶対的に優位であり、サムソンには勝ち目は全くないことがだれがみても明らかだと思います。
サムソンのモバイルデバイスは、完全に「さようなら」の状態ですね!!!
またね。




