この情報は、田園Macさんのブログで知りました。(以下、この情報元のブログ記事を抜粋させて頂きました。)
投資家で音楽家のRoger McNameeが5月にNational Association of Recording Merchandisers(全米レコード販売者協会)で行ったスピーチに、英Guardianが注目している。
このスピーチでマクナミーは、独占企業としてはGoogleよりもAppleの方がはるかにいい。
なぜなら、デジタルコンテンツに関するビジネスモデルをより良い形で構築してきているからだ、という見解を示していますそうです。
以下、Guardianの記事 “The beginning of the end of Google, and why Apple is the creator’s friend”の部分訳だそうです。
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◎Googleの均質性は、ブランド力を弱める!ーーー必要なものを効率よく調べたい時代の始まり、ユーザーが情報の良し悪しを判断する。
「検索の時代は終わった」と述べる彼(マクナミー)はGoogleにひどく厳しい。
アプリを通じてより専門的に調べる時代がすでに始まっていて、Googleは「音楽業界がこの10年間たどってきたような道」を味わうだろう、という。
彼の観察は鋭い。Googleに見られるのは差異の欠如で、均質に見えてしまうネット上の情報が、ブランドの信頼性を損なっている、というのだ。
「私たちが見逃していたのは、全ての情報を同等に扱うことでGoogleがいかなる差異も認めないという基準を敷いてしまっていたことだ」とマクナミーはNarmの聴衆に語った。
「Googleのページにある言葉の書体は全て同じだ。
Google以外のブランドイメージは見えてこない。
このことで、全ての良質なコンテンツクリエーターによる製品の価値が、本質的に失われてしまう。
ロングテールはますます伸びて、音楽業界は後ろから蹴りを入れられてしまった」
彼によると、最大の受益者は、「差異の排除」により全てのコンテンツを商品化したGoogle時代のウェブで短期的な変化を経験した人々、とのことである。
◎マイクロソフト/Google独占時代の終わり
それは、コンテンツ制作と配信を上手く進めるような技術の役割についての、非常にエキサイティングで諸事を考慮に入れた、同時に非常に珍しい視点だ。
彼はiPadやiPhoneの伝道師だが、その理由はそれらの恐るべき普及のスピードだ。
そしてさらに、Googleとマイクロソフトがこの12年間、コンテンツを独占的に金に変えてきたが、これからはHTML5がコンテンツ制作者にとっては非常に大きなビジネスチャンスだ、ともいう。
一時マイクロソフトは、ネットに接続されたデバイスの96%をコントロールしていたが、ポストPC時代の現在、モバイルの不況もありこれが50%までになった。
一方、Googleはインデックス検索ビジネスの80%を掌握して、ウェブ広告市場を支配している。
「Googleの成功は、最終的にウェブをゴミで一杯にした。
だから、ユーザーは検索に他の製品を使うようになった。
事実についてはWikipediaを、嗜好、時間、金についてはFacebook、ニュースにはTwitter、レストランはYelp、住む場所にはRealtor.com、仕事にはLinkedIn。
過去3年間、これらGoogleの代替物が、10%から、全体の約半分の検索を担うようになった」とマクナミーは言う。
◎検索の終焉
「Googleにとってはこうした競争がよろしくないのに加えて、アップルがiPhoneとApp Storeとともに現れた。
アップルには全ての領域において、ブランド力のある、信頼に値するアプリがある。
ニュースが知りたければアップルユーザはNew York TimesやWall Street Journalのアプリを使うことができる。
どのカメラを買うべきか悩んだときはFacebookで友人に尋ねられる。
ディナーならYelp。
こうした検索は経済的価値に直結している。
GoogleやAndroidには見られないことだ。
アップルの示すアプリのモデルが勝るとき、Googleの検索ビジネスは敗北する。
では、アップルの勝利なのか?
ここでマクナミーは、さらに方向を変える。
HTML5は、アップルのアプリよりも安価に、さらに良いユーザーエクスペリエンス(製品やサービスの使用・消費・所有などを通じて、人間が認知する(有意義な)体験のこと。製品やサービスを利用する過程(の品質)を重視し、ユーザーが真にやりたいこと(本人が意識していない場合もある)を「楽しく」「面白く」「心地よく」行える点を、機能や結果、あるいは使いやすさとは別の“提供価値”として考えるコンセプト。)をもたらす、というのだ。
彼のバンドMoonaliceは、iPadでライブストリーミング配信に際してHTML5準拠の技術を使っている。
「これからはアップルのプラットフォーム戦略に焦点を当てるべきだ」と彼はミュージシャンにアドバイスする。
「そして長期的にはHTML5を利用すること。HTML5を早く取り入れれば取り入れるほど、経済的価値のあるものを作り出せる可能性が高い。HTML5によって、アマゾン、iTunes、Netflixなどと同じぐらい重要な会社を作り出せる可能性がある。良質のデジタル動画や音楽を、実質的に金をかけずにつくることができる。しかし同時に、コンテンツに最適化された配信システムも必要だ」
◎情報元の記事の著者の見解:
私自身、一音楽ファンですが、私の周りの音楽好き、あるいは業界(多分、写真、イラスト、電子書籍、雑誌等)の方々を見てもすでにアップルユーザーの方は多いです。
マクナミー氏の発言については、普段テック業界の動向をフォローしている人にとってみればとりわけ目新しいものではないと思いますが、技術的動向の話と業界へのアダプテーションの話はもちろん別物ですから、NRAMのような場所でこういう発言があるというのは意義深いことでしょう。
それにしてもマクナミーさん、確かにGoogleに対する姿勢が非常に厳しいもののように見受けられます。
自身投資家である、というのもその理由でしょうね。
できる限り早くHTML5に移行せよ、とのこと。
iPad発表前後からスティーブ・ジョブズも推進しているプラットフォームですから、私も本腰を入れて勉強しようかしら。
以下、個人的な見解を以下に述べます。
ブランドの壁を超えた(崩壊した)インターネットサービスや広告収入を得ることができる企業が、これからのネット時代は大きく成長する時が来たといえますね!!
アップルの提案する次期「iCloud」と「iOS 5」の到来で、インターネットとモバイルデバイスの環境は大きな変化を迎えます。
パソコンのOS X Lionのリリースをきっかけに、ユーザーのモバイルデバイスの利便性向上に驚かされることでしょう!
「クラウドが中心」になる「PCレス」の時代の幕開けです。
アップルのあらるるビジネスの土台固めが、未来のインターネット社会の中において、大きな「ビジネス力」を発揮できる指針を導いてくれたと思います。
つまり、モバイルデバイスであるiPhone/iPadでそのあるべき姿が、これらの土壌で大きな芽を開いていつでも、どこでも、誰にでも信用される国境を超えたネット情報化社会の環境を構築したと言っても過言ではないと感じています。
最近知ったのですが、意外とスマートフォンのシェアが広がっていない中国市場は、廉価版iPhoneの提供で大きくビジネスのチャンスを広げることができるようになると考えられます。(コピー大国を払拭するためにも)
またね。

