長いけど、備忘録にしたいので、
全部書きます!
順番もバラバラですが、すみません。
面接冒頭、
後から言うのも気まずいので、
一応、最初に心理関係は多少分かると心理士さんに伝えてました。
お会いしたのは市役所の心理士なので、
私の職場とかは育休資料とかで、すぐ分かるんじゃないかなと。
「なるほど同業者でしたか!!そしたら釈迦に説法かもしれませんが。。」
と言われましたけど、
我が子のことだと全然分からないので、とりあえず、全部言ってくださいと聞いてきました。
言語社会領域は、5歳4ヶ月相当
認知適応領域は、5歳11ヶ月相当
運動領域はもう5歳なので、できるでしょうとテストせず。
知的な遅れはなく、知的な面は、どちらかというと出来る方。
同じ月齢の
周りのお友達と話が合わない面があるかもと言われました。
確かに、
川辺で遊んでいて、貝殻を見つけて、ここは昔海だったから、こんな貝があるんだよ!
とか、
ダンゴムシは黄色の斑点があるから雌だね、とか。
そうだよね?みたいな感じで話しかけてるんだけど、相手は、しーん、みたいな。笑笑
先生いわく、そういう話ができるお友達もきっといるはずだけど、と。
幼稚園で、気の合う子ができるといいなぁ。
幼稚園の先生からは、皆と話したり楽しそうにしてるそうなんですが、
今日、
「皆といても、寂しい気持ちになっちゃう」
とも言ってました。

確定診断はできない(医師ではないので)けど、該当する要素としてパラパラとはあると言われました。
ただ、年齢的に発達の中で獲得していく部分もあるので、いつの間にか目立たなくなってくる場合もあるし、いつまでたっても同じことで困るようなら、発達障害面も考えて行ってもいいかもという感じでした。
発達、環境、障害面の3要素が相互に影響してるので、障害だけで考えることはできないし、色んな面からのアプローチがいるとか、そんな話ですね。
障害があるとすれば、
自閉症スペクトラム、ADDあたり。
(多動はなく、注意欠陥の方のみなので、ADHDは違うかなと)
その理由は、
自分中心の話になってしまうところ、
注意の配分ができないところ、
だそうです。
自分中心の話については、
他者の視点の獲得が5歳くらいから始まること、
K式の途中でも、ハナの説明には、
○○っていう子がいてね、あ、女の子なんだけど、、とか
先生が分からないことを想定して、説明を加えたりしているので、
他者の視点の獲得は始まっていると。
なので、成長しても、変わらず話が聞けないようなら、発達障害の要素も見ていきましょう、と。
注意の配分というのは、
注意欠陥タイプの子もいれば、ハナみたいに過集中になって周りが見えなくなるタイプもいると。
反面、ぼーーっとしてることもあり、本人も「ぼーっとしちゃった」と言ってることもあります。
これが、注意しすぎるために、必要な他の情報が聞こえていなかったり、
反対に、疲れてボーっとしてる(注意が欠如してる)状態ですね。
あと、ハナはやらされることをすごく過敏に嫌がるのですが、過集中タイプには全部の情報を取り込みすぎて疲れるタイプもいるようです。
ハナは大人の意図をすごく早分かりするタイプです。
例えば、
あ、もうすぐ○時だね
はいはい、早く着替えろって言うんでしょ!
とか。
大人から見ると、
知性が高く見えるんですが、
先生いわく、
本人は、やらされる意図が分かるため、
それに対する反抗心が出てしまうと。

ハナが私に聞いてくることです。
先生は、ハナは、誰かに教わって納得できるタイプではないと笑笑
本人が行く意味を見出せるように見守るしかないと。
親から見た幼稚園準備などの切り替えの悪さは、
反抗心+その場所に楽しみがない
ということだと。
簡単にいうと、幼稚園が好きなら、準備もさっさするはずで、できるけど、やらないだけです。
と。
身も蓋もない‼️笑笑
幼稚園の先生に協力をお願いするとしたら、
本人が没頭できるような楽しみ(活動や友人関係など)が幼稚園活動に持てるかを見ててほしいですね、と、アドバイスをもらいました。
早速、今日のお迎えで先生に伝えました。

答えのない空想を楽しませること、実体験を沢山させること、が大事だそうです。
空想は、本人にとっての現実からの逃げ道であると。
それをすぐに現実にむすびつける発言を親がすると、そこにまた大人の意図を感じさせてしまうと。
例えば、
本人がもしもの話を純粋に話してるのに、
じゃあ、こうしたら?とか
難しいんじゃない?とか
現実の行動に引き戻すことばかりしてると、
逃げる場所がなくなる。
空想を空想として楽しませることをさせてくださいねと言われました。

ハナは、
なっちゃんが先におもちゃを取ったのに、どうして怒られなきゃいけないの!
私が謝るから、なっちゃんも謝るまで許さない!!(まだ、0歳笑)
とかよく言います笑笑
先生によると、
小1〜2年頃から、
「なんであの子は怒られなくて、私だけ怒られるの」
など、形式的にみんな平等であるべき!という思考になるそうです。
ケースバイケースとか、あの子には事情があるとかの理解は、3年以降で獲得するものだと。
年長で、その思考が既に始まってるのかもしれないですねと。

昨日、K式と併せて、バウムテストも取ってました。実のなる木を書いてもらって解釈する心理テストです。
初めて娘がバウムを描いてるところを見たけど、根があんまり張ってなくて、葉もサラサラっと書いただけで、リンゴだけとってもエネルギッシュ!!
面白い木を書くなーと思ってみてました。
今日は、解釈を言われなかったので、こちらから聞いたところ、
すみません、解釈まだしてません。
発達心理が専門なので、臨床分野のバウムはこれから勉強してから見ようと思ってました、と言われました。
私が心理関係と知らず、バウムのこと聞かれると思ってなかったみたいで、
テストバッテリーは組んだけど、解釈はK式だけしたみたいでした。
まあ、忙しいですもんね。
バウムの写真とります?と言われたので、撮らせてもらいました。
木の幹は、細くもないけど、ちょっと不思議な木です。
なんだか虚勢を張ってるような、見てくれだけ良いけど、根拠となる自信はないような、そんな印象でした。
環境変化による、土台の貧弱さとか絵に出てるような。
また、解釈きちんとしてみたいです。

これは、私がショックでしたが、
年長での転園は親の都合、子どもは関係ないところで環境が転換された影響、というのも言われました。
K式してるときに、前の園の友達の話、先生の話がチラチラ出てたので、そのことも根拠として挙げておられました。
転園は全く後悔していませんし、
前の園の合わなかったところは、心理士の方に伝えていないので、ちょっと、違うんだよと言いたい気持ちもありましたが、
環境の変化は、幼児のハナにとって、影響が大きいことも十分理解しているので、
受け入れるしかないなという感じです。
コロナもあったので、安定した環境はまさにこれからかなと思います。
バウムの結果は、この辺も出てると思います。

料理など段階を踏むような課題を一緒にやってみること。
あくまで、幼稚園準備とか、関係がバチバチっとならないもので楽しめるものでやってみること。
条件を変えてみたりとかして、本人の様子をよくみておくとよい、
(本人の特性が、発達と共にどう変化していくのか、注意の配分ができるようになるか、見るため)
んだそうです。

私は、ハナの対応に疲れているし、彼女は育てにくい方ではあると思います。
ハナに発達障害があるかどうかは、まだ分かりませんが、特性として現れているなかに、多少該当するところがあるようです。
その感想は、
まだ確定的な時期でもないから、なんとも言いようがないという、曖昧な感じでした。
子どもに限らず、人には得手不得手や、認知行動特性があるはずで、それを知って今後の参考にしたいと思ってます。
なんか疲れたけど、今日は、新しい視線でハナの行動を見れてます。
特性がわかると、穏やかに接することができる、あると思います。