前回は、6個採卵できて凍結できたのはグレード3の初期胚1個でした。

2個移植を目標に、1周期あけての2回目の採卵をすることにしました。

 

そして、この2回目の採卵周期は繁忙期真っ只中。

 

不妊治療を継続するには、お金がかかります=働かなくてはいけない

通院するには、定時で帰らないと間に合いません。

 

どうやって、採卵前の5-6回の通院を穏便に済ませられるか、それだけを考えていた2回目の採卵周期でした。

 

もう、本来の目的とズレズレですよね。

 

私は対してスキルもないので、担当案件ゼロ、アシスタント業務のみで超重症業務を任されているわけでは、ないのですが・・・

 

 

だからといって定時で帰れるわけではなく、みんなが繁忙期で一丸となって頑張ろうとしている中で、任されている仕事がなんだろうと、士気を下げる奴は許さん!という考え方なのです。

 

事を荒立てるのが嫌いな私は、どうしても通院しなければいけない日(不妊治療とは伝えていません)をあらかじめ、直属の上司に伝え、それ以外の日はできるだけ残業します!!と謎の誠意を見せて乗り切る作戦に出ました。

 

上長の本心は今でもわかりませんが、「いいよ」と言ってくれました。

マジで感謝です。

 

上長はともかく、定時退社する際に、

 

「こんの裏切り者ムキー

 

という視線をかいくぐり、なんとか社外へ。

 

 

通院がない日は21:00までの残業がデフォルトになり、そこから帰って家事のため、フラフラして気持ち悪くなることもあったし、

 

クリニックではAMHが年齢相当より低いから、今回も採卵数は少な目ですよ、と言われたり

 

当然、自己注射も点鼻薬もあったけど

 

そんなの辛いとは思えませんでした。

 

 

ただ、仕事との両立が辛い。

 

けど

 

干されたら、辞めよう

 

毎回、そんな気持ちで通院していました。