多くのスポーツで冬の間は競技練習よりいわゆる体作りトレーニングが行われます。
ウエイトトレーニングや体幹トレーニングも行われますが、走り込みや階段トレーニングを行うチームも多いと思います。
最近は否定する声の多い、走り込みや階段トレーニングも、距離や強度を正しく行えば素晴らしく効果的なトレーニングだと思いますので、積極的に行って欲しいですね。
しかし走り込みを行う上で問題となるのが、ケガです。
ランニング動作自体は負担の大きい動作ではないのですが、量が多くなるとどうしても疲労性の痛みを生じてしまうことがあります。
代表的な疲労性のランニング障害は、以下のようなものが挙げられます。
シンスプリント
膝蓋靭帯炎
鵞足炎
腸脛靭帯炎
アキレス腱炎
これらのランニング障害は、走り過ぎることによって起こるケースがほとんどなので、予防のためには走らなければ良いのですが、それではトレーニングになりません。
ですので、しっかりと高い強度で十分な量を走り込み、かつケガをしないために必要になるのが、インソールなのです。
インソールは足型や足の動きを評価し作成する、靴の中敷のことです。
インソールを使うことで、足部の動きが安定し、走り込みによる体への負担（インソールを使わなかった時の余計な負担）が軽減され、ランニング障害を効果的に予防することができます。
そうすれば、十分な走り込みや階段トレーニングなどを行ってもケガをするリスクは少なく、良好なトレーニング結果を得ることができます。
今回も冬期のトレーニング期間に使いたいからとインソールのオーダーをいただきました。
トレーニング期間は勿論ですが、シーズン中も使ってもらうことで、足部の安定はパフォーマンスの向上に繋がりますので、愛用頂ければと思います。
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伊藤孝信
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